本日の一本@日本未公開映画。
『サイレント・ワールド 2012』。
2011年の、お米の国の作品。
原題は、『2012:ICE AGE』。
ジャンルは、これはパニックかな。
レーベルはプライムウェーブ、売ってるのは我らがアルバトロス。
……マジで懲りないな、私も。
──面倒臭いと思っている訳ではありませんが(注:本当です)、手っ取り早いので、粗筋はアルバトロスの公式より転載。
ヘクラ火山の大噴火により、アイスランドの巨大氷河が決壊。全長1600キロの動く山脈が、北米大陸に向け移動を開始した。気象学者のビルは異変を知り、妻と息子と共に、ニューヨークにいる娘のジュリア救出に向かう。だがそれは極寒の嵐が吹き荒れる、地獄の旅路だった。米軍は押し寄せる巨大氷河に核攻撃を決行するが、大自然の猛威を止める術はない。何とかニューヨークにたどり着いたビルは、必死でジュリアの行方を捜す。その頃、氷河は遂に東海岸に到達。自由の女神が、マンハッタンが、白い地獄に呑まれてゆく…。
2004年のお米の国の作品、『デイ・アフター・トゥモロー』のパクりみたいな内容なんじゃなかろうかと思ってましたが、そうでもなかった。
このまんまじゃヤバいから逃げるぜ! でも避難はニューヨークにいる娘を拾ってからだぜ! って果敢にN.Y.に向かうビルさん一家が娘と再会するまでがメインで、主人公も主人公一家も、氷河をどうこうするって部分には一切ノータッチ。
なので、N.Y.目指して頑張る家族の姿って奴を眺めるには良いのかも知れないけれども、パニック映画としては肩透かしかな。
パニック映画として観るなら、そうだなあ……、突っ込んだら負けな映画かな、と。
そこの処は重要ではない、ってことなのかもだけど、例えば、主人公が気象学者だとかは本編観ても良く判らない=色々諸々の説明が足りてない、何となく消化不良に陥り兼ねない映画でもあるかも。
個人的には、んーー……、な感じかな。