本日の一本@アニメ。
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』。
2011年、東宝。
B級映画じゃないよ(笑)。
劇場版クレヨンしんちゃんを観るのは、まあ、半ばワタクシ的お約束と化してきたので、一応。
──タイトルだけは何方でもご存知だろうアニメの劇場版シリーズなので、細かいことは素っ飛ばすとして。
原恵一氏が監督下りられて以降=焼き肉ロードからこっちの劇場版シリーズの中では、頑張った方なんじゃないかなあ、と。
全体的に子供向けかも、とワタクシは思う。ビミョーに大人向けな部分が無きにしもあらずとも感じるけど。
但、ネタがネタなので、お子さんの視聴に顔を顰める保護者の方も少なくないかも知れないってのと、ガッツリ子供向けな割には、キューブリック監督が撮った『シャイニング』の有名シーンをパロってる部分とかあって、あの辺は子供には訳判らんだろうな、ってのが、「んー……」なポイントかなあ。
でもワタクシは、ラスト近くまでは黙って観ていられた。
悪く言っちゃえば、当たり障りなく、って感じだけども、まあ、これくらいなら。
でも、大人帝国や戦国の頃みたいな、絶賛ポイントはないなあ……。
こんな風に思っちゃうのは、昔の劇場版作品を偲び過ぎなんだろうなあ、とも思うけどもね。