某ツ◯ヤで準新作&旧作の無料レンタル券を貰ったので、いそいそ借りてみた。
……借りたの、準新作でも旧作でもないけどね。と言うか、それプラス新作を借りたんだけどね。
無料券の意味が余りないよね。
──という訳で、本日の一本@去年秋、日本でも公開された映画。但し単館。
『寄生体X』
2012年の、フランスの作品。
原題は、『DEAD SHADOWS』。
ジャンルは、SFサバイバルだそうな。
東京・愛知・大阪でのみ&それぞれ単館で、とは言え、一応、日本でも公開された映画だし、DVDも発売になったばかりなので、諸々は公式に丸投げ。
でも、多分ネタバレも書く。きっと書く。
故に、これからご覧になられる方はご注意を。
先ず、何よりも訴えたいのは。
「そうと知らずに借りてしまったけれど、フランス映画だったよ……」ということ。
ワタクシは、フランス映画とは解り合えない。
解らない、ではなく、解り合えない。
んで以て、今回も解り合えなかった。「解らないー……(遠い目)」ではない辺り、個人的に腹立つ(笑)。
──えーと。
この映画、ハレー彗星が地球に最接近してから十一年後(十年後だったかも知れない)、再び地球にやって来た彗星に、得体の知れぬ化け物が張り付いてて、其奴が地球に落下(多分)&人類に寄生してくれたちゃったもんだから、あらまあ、人類が大変。──という話で。
ぶっちゃけて言ってしまえば、エイリアンなんじゃないかな、な奴の所為で人々がモンスター化しちゃったよ、襲って来るよ、ってパターンの奴で、解り易いっちゃ解り易い話ではあるんだけども、辛辣なことを言っていいなら、それ以上の物はない話だった気がしてならない。
主人公の青年は、ハレー彗星が最接近した日に両親を惨殺されたってトラウマがあって云々、って設定は、果たして何処に生きている? とか、問いたくなったしねー。
言いたいことだったりテーマだったりも解らなく、が、この展開&表現から、それを汲み取れと言うのか? な感じもあって……(ブツブツ)。
一寸、「おー……」と思ったシーンもあったし、あ、こういうクリーチャーのデザイン結構好きかも、と思ったりもしたし、個人的に、それ程面白かった訳でもないけど、詰まらなかった訳でもなくて、でも、何かこう……。
…………ああ、うん。敢えて言葉にするなら、色々が未消化な感じな映画、って処かな。
うん、そんな感じ。