本日の一本@日本未公開映画。
『ウォー・オブ・ザ・ワールド』。
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『AGE OF TOMORROW』。
ジャンルはSF。エイリアン侵略系。
レーベルは、プライムウェーブ。発売は、我等がアルバトロス。
粗筋は、アルバトロスの公式から転載。
地球に接近する謎の小惑星、それは恐るべき侵略者の要塞だった。
飛来する無数のUFO、人類が迎えた絶体絶命の危機。
エイリアンの母星に突入し、反撃することは出来るのか?
地球と人類の明日を賭けた最終決戦の火蓋は切られた!正月戦線に宣戦布告!話題沸騰中の米アサイラム社が放つ《宇宙戦争&エイリアン侵略SF》最新作!!
20XX年、地球に小惑星が接近。爆破命令を受けたウィーラー大尉とゴードン博士たちは宇宙に飛んだ。だがそれは小惑星ではなく、未知のエイリアンが地球侵略のために送り込んだ巨大母船だった。無数のUFOが地球に飛来し、人類は瞬く間に滅亡の危機を迎える。ウィーラーは敵の時空転送装置を使い、エイリアンの母星に移動。そこで彼らは敵の恐るべき正体と、真の目的を知ることになる。人類の反撃は成功するのか?最後の決戦がはじまる!
……そう。これは、アサイラムさんの作品。
良い意味でも悪い意味でも、とても地雷なアサイラム(笑)。
最初の内は、「アサイラム作品の割には、普通に観ていられる?」などと、戯けたことを思ってた。
……うん、ホントに戯けてた、私。
地球に激突しそうな小惑星爆破任務にくっ付いてった、何の役に立つのかさっぱり判らん物理学者なキャラや。
襲ってくる、エイリアン達の機器なんだか超小型船なんだかを人力で引っ張って鎖で車に繋げちゃう、力持ちにも程があるだろうキャラや。
どう考えても地球からは遠く離れているだろうエイリアンの母星から、ビーコンで救助要請を伝えようとするキャラ達等々が登場する映画を、普通に観ていられる筈がなかった(笑)。
しかも、そのビーコンの信号、タイムラグなく地球の司令部に届いちゃうし。
……凄いね! 謎科学だね! せめて、エイリアン達の通信機器奪って何とか地球に連絡をー! みたいな展開にした方が、未だ説得力出たと思うよ!(笑)
観てて、一寸悲しくなったよ…………(笑)。
──という訳で、ワタクシは、「あー、アサイラム……」と悪い意味でシミジミ出来た作品だった。
個人的にはお勧めしない(笑)。