本日の一本@日本未公開映画。
『メガ・スパイダー』
2013年の、お米の国の作品。
原題は、『Big Ass Spider!』
ジャンルは、パニック。──なのだろうけれど、要は、「巨大な蜘蛛が襲って来ます」ジャンル。
粗筋は、DVD販売元(でいいのか?)なアメイジングD.C.さんの公式から転載。
お人好しの害虫駆除業者・アレックスは、虫に刺された腕を治療する為、病院を訪れていた。
そこで彼は遺体安置室に潜む毒グモの駆除を、治療代を無しにする条件で引き受ける。
警備員のホセの協力を得て、安置室から通気口に潜入した彼は、異常に粘着力の強いクモの巣を発見、更に奥に進んだ彼は病院の地下へとたどり着く。
そこで彼は妙にデカいクモを追い詰めるのだが、突然、「伏せて!」の声とともに銃声が鳴り響く。
それは米陸軍、特殊部隊所属の美女・カーリーが放ったものだった。
しかし、そのクモは10キロはあると思われる下水道のフタを動かし、街へと消えていった。
今、未曾有のパニックが始まろうとしている・・・・・・。
毎度毎度、「鮫だのワニだの蜘蛛だの蟻だの蛸だのピラニアだの、何でもかんでも巨大化すりゃあいいってもんじゃないだろう、いい加減懲りろ」と突っ込みつつも、やはり毎度毎度、誘惑に負けて観ちゃう類いのこのジャンル。
うん、何処までも毎度の如く、駄目映画だった(笑)。
でも、頑張ってる方だと思う。
この手合いのお約束もちゃんと踏んでたしね。
軍が変な実験したから、こんなんが出来ちゃいました〜〜、な設定とか。
いっそ潔いまでにバッカンバッカン蜘蛛にヤられる通行人の皆さんとか。
画面賑やかし要員な、ナイスバディなお姉ちゃん達とか。
尤も、露出度は少なかったけど(笑)。
それに! 最大且つ唯一の見所だろう、巨大蜘蛛そのものは楽しめるよ!
往年の名作「キングコング」の中で、エンパイア・ステート・ビルに登ったキングコングさながらに、L.Aの市庁舎ビルの屋上〜最上階辺りに張り付いて暴れる巨大蜘蛛くんは、一見の価値があるよ!(笑)
……とっても素敵(真顔)。それだけで、ワタクシはお腹一杯(とても真顔)。