メガ・シャークVSグレート・タイタン

本日の一本@新宿シネマカリテ、という処で、五月中旬から六月下旬に掛けて催されていた、『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015』で上映された作品。
………………一寸、これで上映されてた、『リバービースト ある半魚人の憂鬱』ってのが観たかったな。
だって、半魚人が憂鬱なのよ? その時点で、既に何かが崩壊している。

『メガ・シャークVSグレート・タイタン』
2015年の、お米の国の作品。
原題は、『Mega Shark VS Kolossus』。
ジャンルは、モンスターパッニク。正しくは、既に四作目に達してしまった、『巨大サメなメガ・シャーク相手に人共が右往左往するジャンル』。
メガ・シャークシリーズなので、言わずもがな、アサイラム作品。毎度毎度のアサイラム。
日本でDVD売ってるのは我等がアルバトロスなので、粗筋は、アルバトロスの公式から転載。

メガ・シャークの襲撃から1年後。世界は経済危機に陥り、国際情勢の緊張は高まるばかりだった。そんな中、大西洋沖で不法採掘をするロシアの漁船が、巨大なサメを引き上げる。国連はすぐさま海洋生物学者と会議を行うが、メガ・シャークはメカ・シャークとの戦いで倒したはずである。そのサメは、メガ・シャークの卵から再生された新メガ・シャークだったのだ。一方ウクライナでは、テロリストの手によりもう1つの脅威が目覚めようとしていた。それは、旧ソ連がアメリカとの核戦争に備え発明した、巨人型兵器「コロッサス」。世界は、今まさに未曾有の危機を迎えようとしていた…。

何はともあれ、巨人型兵器「コロッサス」君は、『進撃の巨人』の巨人さんの劣化版パクリだった、と断言していいと私は思う。

……ホントにねー、魚類、爬虫類、両生類、昆虫その他だけでなく、今度は人型を巨大化したか、アサイラム、と言いたくて溜らないし、デカくすりゃ良いってもんじゃないと何度言えば判る? とも言いたいし、「だったら、一々付き合うなよ、私!」と毎度の突っ込みも入れたいけど、それなりに馬鹿映画だったので、個人的には、まあ許せる(笑)。
冒頭の方で、激しく果てしなく意味が無いレザーのコスチューム着込んだお姉ちゃん達@でも立ち位置は恐らく「対メガ・シャーク部隊」が、メガ・シャークに撃ち込んだミサイルの名称が『オキシジェン・デストロイヤー』だったのには笑わせて貰ったし(オキシジェン・デストロイヤーが判らない良い子は、初代『ゴジラ』を観よう。おねーさんとの約束だ)。
巨人兵器にハンマー投げ宜しくぶん投げられたメガ・シャークが、成層圏突き抜けて、衛星軌道上の攻撃衛星に激突したシーンは、阿呆も突き抜ければ清々しい、と思ったしね。
うん、それなりに笑えた。
但、こう言っちゃあ何だけど、「ああ、やっぱりアサイラム」な映画なので、純粋に映画としてどうなんだ、って話になると、一寸コメントに困る(笑)。
お馬鹿を楽しむには良いと思うけど。

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