ピラニアシャーク

本日の一本@日本未公開映画。だと思う。

『ピラニアシャーク』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『Piranha Sharks』。
ジャンルは、モンスターパニック。又は、『魚類の所為で人類が大変&ニューヨークが核攻撃の危機』ジャンル。
粗筋は、DVD売ってるアメイジングD.C.さんの公式から転載。

新たな生物兵器として研究開発中の異種交配ザメ、通称「ピラニアシャーク」。
ある事情で開発計画が頓挫し、多額の損失を出した開発会社はピラニアシャークを家庭で飼えるペットとして一般向けに売り出すことに。
すると物珍しさに注文が殺到、大量のピラニアシャークたちが出荷されていく。しかし、彼らの生命力と繁殖力は半端なかった!
ニューヨークの下水管に放たれたピラニアシャークは、街中の配水管をめぐりとてつもない勢いで繁殖し、殺戮マシーンと化す。
この非常事態に米軍はニューヨークへの核攻撃を宣言。市民に避難命令が下される。
ピラニアシャーク唯一の弱点を発見した害虫駆除業者のジャクソンたち3人は、ニューヨークを救うためサメ退治に立ち上がる!

ワタクシ的、今夏のサメ映画第三弾。
……サメ映画、流行ってるの? 夏だから? それともお手軽だから? 北米人、そんなにサメ好きなの? サメへの愛が斜め四十五度の角度で怪しく昇華されてるの?
ハイブリット系化け物も流行りなの? ってか、神話の時代から、キメラな生き物は悪役に丁度良いという意味でも、マッドサイエンス的な浪漫という意味でも、売れっ子ってことかしら。

今回のサメは、ミニマム。巨大化じゃない。初手のサイズはシーモンキー並み、だから通販で売られちゃう。最終的には、それなりにデッカく育った子もいたので、「巨大化の次は、ミクロの世界だね☆」とは言えない辺りが、ちと残念。
尚、ここで、生物兵器なのにテレビ通販で売るのか、と突っ込んだら負け。
と言うか、そもそも、作品自体に突っ込んではならないと思う。
正直、突っ込み入れる程面白くもなかったし(あっ)、どうでもいい無駄なシーンも多かったし。
お笑い所は多少あったけれど、鑑賞中、駄目映画だなあ……、と呟いてしまったくらいの出来だった。
故に、お好きな方には良いだろうけれど(多分)、そうでなければ、お勧めはしない。

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