ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

本日の一本@アニメ。
正味の話、観るつもりはなかったのに、観ようよ、と半ば懇願されたブツ。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
2012年の、えーと、これは配給は何処? 東映?
尚、これに関しては、説明も何も要らぬと思われるので、諸々は素っ飛ばす。

前述したように、「これって、ニューな方のエヴァの劇場版四部作の内の三作目だよね? 『序』も『破』も観てないのに、何でこれから? そもそも、何故、私まで観なきゃならん?」とゴネたのに、「大丈夫! 『破』まではTV版と大差ない!」とか何とかゴネ返されて、トドメに、「観なきゃ文句も言えないじゃん!」と家人にドヤ顔されたので、「だったら観てやらぁ!」と観た(とても長い説明)。

──えーと。
エヴァ13号機(だったっけ?)は、端的に言えば二人乗りにする必要が何処にあったのか? と突っ込みたい(だって、アレ引っこ抜いた時の状況考えれば、結果論だとしても、一人で何とか出来るってことじゃん)衝動や。
ゼーレのお偉方は、電源抜かれると(定義上の問題だとしても)死ぬらしいが、それって生命体とは言わなくないか? とか(それとも、電源引っこ抜き=即死、ってなくらい燃費が悪い、電気エネルギーが餌な種族なのか?)、エヴァに乗ってると、エヴァの呪いで歳取らなくなるそうだけども、何をどうしたら、そこまで諸々が超越されるんだ? とか(電源が必要な人工物に、生命神秘の理をも覆す呪詛が叶うとは思えん。アレに、搭乗者の遺伝情報等々を密かに書き換える装置みたいなブツが仕込まれてる、とか何とか言うなら兎も角)突っ込みたい衝動はこっちに置くとして。
お好きな方には大変申し訳ないけれども、これって、或る種の雰囲気押しの作品でもあるのかなあ、とは思ったかなぁ……。
んで以て、病んでるね、相変わらず。主要登場人物が、皆、病んでいる。
病んでてもいいけど。病んでる話自体は嫌いじゃないけど。病みっぷりの方向性がなー……。登場人物達が、と言うよりは、寧ろ、中の人がどうかしているんじゃないか? と問い掛けたくなる、みたいなねー……。
………………ニューな劇場版を拵えずに、そっとしておけば良かったのに……(小声)。

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