モンスター・マウンテン

本日の一本@これも未公開映画だと思うけども。
『モンスター・マウンテン』。
2010年の、アメリカ&カナダの作品。
ジャンルは、タイトル通りです、モンスターパニックものです。
そして、発売元は我等がアルバトロスです(今日も良い笑顔)。
……愛してる、アルバトロス!(笑)
──簡潔に粗筋を語りますと。
アメリカはルイジアナ州にある、死火山な筈の山が理由も判らず元気溌剌になったので、これは拙いのではなかろうか、と人間達が警戒し始めた頃、件の山の真下で起き掛けていた、各地の終末予言にも登場する巨大な獣「ビヒモス」君が完全起床。「何も彼も、全部お前の所為かー!」と人類頑張る。……という話。
…………うん、間違った説明ではないと思います。多分。
──この映画、『Behemoth』が原題で、翻訳等では「ビヒモス」になってましたが、登場する巨大な獣は、要は「ベヒモス」ですな。ゲームのファイナルファンタジーシリーズではお馴染みの彼(彼女かも知れないけど)。
別の読み方をすればバハムート。ベヒーモスもバハムートも出典は同じなのよね。
でも、「ビヒモス」な彼の見て呉れは、FFのベヒーモスみたいなノリじゃなくて、例えるなら、「ゴジラvsビオランテ」のビオランテ系……かなあ。
あくまでもFF路線で攻めるなら、やはりあのシリーズではお馴染みの「モルボル」君みたいな系統=要するに触手系。
爬虫類と触手が合体してます、みたいなノリ。
そんな「ビヒモス」君、個人的には「見た目は合格!」なんですが、如何せん、全身が登場しない。
彼が完全起床してから、Endマーク打たれるまでも短くて、そこが、ワタクシは不満。
この手の映画のお約束ポイントの一つ、「あの怪物を倒せる唯一の武器!」ってのも登場するけど、「え、唯一の武器って現代兵器!?」と、ワタクシは思わず呟いた類いの物で、何と言うか、「どうせなら、もっと突き抜けろ!」と言いたかったかな。
──という訳で、それなりだとは思うけど……、うーーん、どうかなー……。

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