本日の一本@邦画。
『十三人の刺客』。
2010年、東宝。
ジャンルは時代劇。
ワタクシ、申し訳ないことに、1963年に東映が配給した、片岡千恵蔵さん主演のオリジナルは観た憶えがなく。
その内観てみようかなとは思いますが、先にリメイクを観ちゃったのは、果たして良かったのか悪かったのか。どっちだろう。
あ、そうそう。これ、R-12指定だそうです。
……R-12……。12でいいのかな。映画だからそんなもんかなあ。ゲームとかアニメだったら、最低でもR-15くらいは喰らいそうな気もするけど。
うん、まあワタクシは、観終わるまでR-12指定だなんて気付きもしなかったんですがね(渋茶啜り)。
──去年の秋公開&つい先日レンタル開始になったばかりな映画なので、詳細は公式へGo、の方が宜しいかと。
ダイレクトなネタバレになってもいけないだろうし。
なので、以下、多分ネタバレにはなってないと思う個人的な感想。
──ぶっちゃけてしまいますと、気紛れを起こして借りたんですが、往年の時代劇をふと思い出すような、泥臭い時代劇だったかなあ、と。
全体的に薄暗く、汗塗れ・血塗れ・泥塗れ。
……うん、懐かしい感じ。
但、タイトル通り「刺客側」が十三名いるんですが、二桁超える人数になってくると影の濃いキャラと薄いキャラがどうしても出てくるよね、ってのと、一番の見せ場の決戦シーンで、「勘定」が合ってないよね、と呟きたくなっちゃったのと、もしかして、これって映画でなくても(二時間~三時間のスペシャルドラマとかでも)いいんでないかな、と思っちゃった瞬間があるのが、ちと難点と言うか残念と言うか。
後、最大のご不満点。
ワタクシの耳が宜しくない所為なんだと思いますが、科白が聞こえない。
音量大きくしても聞き取り辛くって、終いには、邦画だってのに字幕表示をONにした。
低い声が上手く拾えない耳なのですよ、ワタクシ。高い音ばっかり拾っちゃうのね。
なので、そこが物凄く個人的な事情でご不満。
観る前に、一番、どうなんだろう……、と心密かに思っていた、時代劇風に言うなら悪逆非道な殿様役を演った稲垣吾郎さん(ファンの方、申し訳ない)には、良い意味で裏切られて一寸びっくりした。
この人、ここまでやるんだ、と思った。
……繰り返します、ファンの方、申し訳ない。
後はあれだ、「松方弘樹さん、カッチョいい……(ポッ/紅色頬染め)」。