本日の一本@劇場にて。
因みに邦画。
『デッド寿司』。
2012年 ウォーカーピクチャーズ。
ジャンルは、モンスターパニック……になるのかな。
公式はこちら。予告編も見られるよ。
東京では、2/1まで上映してるよ。新宿でのみ&単館だけどね。
監督さんは、『ゾンビアス』という、汚物塗れゾンビ映画を撮った監督さん。
んで以て、粗筋は、と言えば。
ゾンビと言うか化け物と言うかと化した『寿司』が、人間様を襲うぜ☆ ……という話。
二〇一三年一発目に劇場で観る映画に、これをセレクトするか、自分、と思いつつも観に行った。
B級映画スキーとして、行かなきゃアカンかな、と思った。
殺人お寿司の話なんて! 何と言うZ級映画! これは、観ろってことだよね! とも思った。
本編スタートした約一分後に、「どうして私はここにいて、この映画を観ているのだろうか」と、一種の禅問答的な何かを始めそうになったけど。
破天荒と言うか、ハチャメチャと言うか、兎に角、「これはZ級映画!」と割り切って観る分には、面白いんじゃないかなあ、と思う。
結構笑えるし、頭部がマグロと化した某キャラなんか、あのチャチな見て呉れからして、「ああ、Z級映画……」だったし。
主人公の少女と仲良く(?)なっちゃう、お寿司達の中では苛められっ子ポジションらしい、でも歌ったりしちゃう「玉子寿司」ちゃんは、中々可愛かったし(笑)。
純情だったぜ、玉子寿司ちゃん。愛でたい。
──但、正直、日本人には、変態映画は作れても、所謂処のB級映画は作れないのかも知れない、と感じた瞬間もあった。
何つーかなー、何と言えばいいか、こう……「一寸違う……?」な感が残ったんだよねー。
或る意味、見事なZ級映画ではあったんだけど、これは、B級とかZ級とかいう括りじゃなくて、変態という括りに入れるべきだ、みたいな何かを感じた……のは私だけだろうか……。
尚、ワタクシは今日まで、私は、人様よりもちょっぴりだけB級映画が好きなだけだ、と頑に言い張ってきたけれど、この映画観た直後、そろそろ、B級orZ級映画マニアの血が混ざり始めています、と認めないと駄目かも知れない、と思った。真面目に(笑)。