本日の一本@日本未公開映画。だと思う。
『LOST WORLD 2013』
2013年の、お米の国の作品。
原題は、『Jurassic Attack』
ジャンルは、発売元に曰く、恐竜パニック・ムービー。
レーベルは、ニュー・セレクト。発売は、我等がアルバトロス。
んで以て、以下、粗筋。ぶっちゃけ、自分で纏めるのは面倒臭いので、我等がアルバトロスのサイトのDVD紹介ページから一部を転載。
南米のジャングルで、米軍特殊部隊が遭遇した驚異。 そこは5000万年の時が止まった《失われた世界》だった。 ティラノサウルス、ヴェロキラプトル…。 襲いかかる凶暴な恐竜の群れ。 彼らは恐るべき敵を倒し、ジャングルを脱出できるのか?
迫力満点の映像で魅せる人気バツグンの恐竜パニック・ムービー最新作!!
…………うん、粗筋に偽りはなかった。
が、迫力満点の映像で魅せる、という部分には、かなり偽りがあると思う。偽りと言うか、誇大広告。
レンタルビデオ屋の店頭で偶然見掛け、「んー、この手のは一応観ておくかなー……」という程度のノリで借りてから、何となく、これはアルバトロスが出してるっぽい、との予感に従い確かめてみたら思った通りで。
「偉い、私。アルバトロス関係は嗅ぎ分けてる」と、ほっこりしてはみたものの。
塩っぱかった……。大変、塩っぱい映画だった……。
まー、アマゾンの奥地に迷い込んだら、絶滅した筈の恐竜達がー! って話らしい、と知った時から、正直期待はしていなかったけれども、それにしてもな……。
何が塩っぱいって、売りである筈の『迫力満点の映像で魅せる恐竜さん達』が、「うわー、お金掛けてないCG……」な辺り。
そこ以外も、全体的に残念感が漂ってたし、やる気の欠片も感じられないとまでは言わないけれど、メリハリもなかったし、ラストは、お約束、「米軍人強い」なノリだし。
つーか、お米の国のB級~Z級映画関係者は、オチで、何でもかんでも爆発させる癖を何とかした方がいいんじゃなかろうか。
せめて、開き直ったお笑い系に走っていれば未だ観られたかも知れないけど、これは、個人的には、B級としても凡作、と思う。