本日の一本@相変わらずのチャレンジ魂煽る日本未公開作品。
──観たのは、原題が『B.T.K』という、お米の国の映画。
変態殺人鬼界の有名人な一人、B.T.Kのお話。要するに、実話を元にした話ですな。
B.T.Kってのは、十人の人間殺し続けて、数年前、やっと捕まった当人が、犯行声明で自ら名乗った名前。
このおっさんの本名は、デニス・レイダーという。
──んーーーー……。
この手の出来事にご興味がない方には、恐らく、ド変態が単に人を殺しまくってるだけの映画、でしかないだろうし、ご興味ある方には、ぶっちゃけ、ディスカバリーチャンネル辺りが拵える、ドキュメンタリー見た方が面白いんじゃないかと。
80%くらい、史実とは違う映画だったし。
もう一寸、こう……、何とかならんかったものかと思うワタクシ。
題材的には面白かろうに。このおっさん、『レッド・ドラゴン』の中に出てくる殺人鬼のモデルだしね。
尚。
この映画、原題は『B.T.K』ですが、邦題が、『監禁拷問殺人者』っつー、レンタルする意欲をバッキリとブチ折るタイトルだったりします。
……この邦題も、もう一寸何とかならんかったのかね。お好きな方には堪らんタイトルなんだろうけどもさ。
あ、因みに私は、何の躊躇いもなくレジ持ってった(笑)。
──この数年の間に観た、実在の犯罪者の話を元に作られた映画の中で、一番記憶に残ったのは、『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』だな。うん。
前半戦、猛烈かったるくて早送りしたくなる話だけど、あれは、ラストシーンの為だけに観る価値がある。……と、ワタクシは思う。