アクア・クリーチャーズ

本日の一本@日本未公開映画。

『アクア・クリーチャーズ』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『BLOOD LAKE: Attack of the Killer Lampreys』。
ジャンルは、パニック。具体的には、「動物(今回のは魚類)に人間が襲われます、食われます」ジャンル。
あ、ビミョーにスプラッターでもあるので、苦手な方は手を出さない方がいいかも。
制作したのはアサイラム。レーベルはプライムウェーブ。DVD売ってんのは我等がアルバトロス。
……「魚類が人類襲います」な映画だと知った時点で、アサイラム作品なのでは? と疑うべきだった。
尚、粗筋は、我等がアルバトロスの公式から転載。

ミシガン州シャルルボア。平和な湖畔の町で、遊泳客の水難事故が続発。調査を開始した生物局のマイケルは、大量発生したウミヤツメが人間を襲っていることを知る。警告を発するが、水道管に侵入したウミヤツメは、街中にも出現。市民が次々と犠牲になり、シャルルボアは大パニックに陥る。このままウミヤツメの大群がミシガン湖に侵入すれば、危機はアメリカ全土におよぶ。マイケルは群れを一箇所に誘導し、高圧電流で駆除する作戦に挑むが…。

アルバトロスさんの公式サイトの、この映画の紹介ページには、

インパクト抜群!話題の米製作会社アサイラム社×大手ケーブルTV局のアニマル・プラネットが贈る、衝撃作!!

……とも書いてあるのだけどね。
…………どうした、何が遭った、アニマル・プラネット。血迷ったのか、アニマル・プラネット。
何で、アサイラムと手を組んだんだ。まあ、アニマル・プラネットも時々変だけどさ。

えーと。
という訳で、今回人類喰らうのはウミヤツメ。ヤツメウナギ科の寄生性生物くん。
巨大化したりはせず、数で勝負してくるので、そういう意味ではインパクト足りないけど、冒頭の、禿ってるおっさん(ではないかも知れないが)の後頭部に、がっぷりウミヤツメが噛み付いてる絵面は、個人的には大笑い出来たよ。
でも、ワタクシ的お笑い所はそこだけだった。
この手の話ではテンプレートなキャラだった町長さんのおケツから、ウミヤツメが体内へと潜り込んでく絵面は、単に下品なだけだったしねー。
下品と言えば、ウミヤツメの口部分を、「歯が生えてる肛門みたい」と例えたあの台詞、もう一寸何とかならなかったのか。
──ストーリー的にも、ちょいとダラダラしてる感じが否めなかったかなー。
もう一寸、こう……シャキッとした話に出来なかったのかね。これだったら、シチュエーションその他がかなり似通っている、『ピラニア3D』の方が未だ面白い。と私は思う。
もう少しだけ、頑張って欲しかったな。だって、ネタ&路線は美味しい。B級映画的に。

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