アウトポスト37

本日の一本@日本未公開だと思うんだけど、どうなのかな。

『アウトポスト37』
2014年の、イギリスと南アフリカの合作。
原題は、『Alien Outpost』。
ジャンルは、SFアクション。……とはなってるけど、果たしてこれをSFと言っていいのかどうか。
粗筋は、DVD売ってるTCエンタテインメントさんの公式から転載。

2021年、異星人が侵略を開始。世界の大都市が破滅の危機に陥る。しかし、全世界の軍が総力を上げ、各地に戦地を置き反撃を開始。
そして2031年――。ついに異星人の侵略地区はあとひとつの戦線を残すだけとなった。
それは、もっとも危険と言われている“第37戦線”。軍の精鋭部隊が最後の異星人との戦いに出る――。

アウトポスト=前哨基地なので、原題をそのまんま和訳するなら、対異星人前哨基地、みたいな感じで、確かに、侵略して来たエイリアンと戦う為に作られた37番目の前線の話ではあったけども、うーむ……。
一応、宇宙船も異星人も出て来たし、近未来が舞台の話なので、SFではあるんだろうが、こう……SFという化けの皮を被った戦争映画、と言った方がより正しいんじゃないかなあ。
宇宙船も宇宙人も、あんまり出て来ないし。
対エイリアンとの戦いの話の筈なのに、ふつーに銃撃戦とかしてたから、最初、何事かと思ったよ。何で人間同士で戦ってんの? とかも思ったよ。
だから、例えば『インディペンデンス・ディ』みたいな(今、例えがあの映画しか思い付かなかった)、宇宙人やUFO相手に人類が物凄く頑張る! ってなノリを求めると肩透かし喰らうし、どーしよーもない駄作にしか思えないと思う。
けど、設定上はSFで、宇宙人とか出て来ない訳じゃないけども、そこの所抜かせば割にストレートな戦争映画、と思ってみれば、それなりなんじゃないかな。
少なくとも、B級映画としては(←とても重要)、悪くない方かもね。
尤も私は、如何にもB級な映画にありがちな、大笑い出来る異星人侵略ものかなー、って期待してたんで、一寸ご不満だし(笑)、B級~Z級映画耐性あるから、当てにならない感想かもだけど。

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