本日の一本@日本でも公開された映画。
『Mr.タスク』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『Tusk』。
ジャンルは、ホラーコメディになるらしい。
尚、PG12指定掛かってる。
昨夏、日本でも公開された&先日DVD発売になったばかりなので、毎度の如く、諸々は公式に丸投げ。
とは言え、明らかにB級以下なので、以下、ざっくり粗筋。
隣国カナダまでネタ探しに出掛けたら、変態に取っ捕まって『セイウチ人間』に改造されちゃった不憫なポッドキャスターと、「人間はセイウチなのかも知れないぜ!」と嬉々として『セイウチ人間』を拵える変態の話。
正直、何でわざわざ劇場公開したんだろう、と素朴に問いたくなったこの映画。
『ザ・フライ(ハエ人間)』とか、『ムカデ人間』みたいに、犠牲者がセイウチにされるよ、って内容で、確かにホラーコメディと言えなくはないが。
騙して監禁した相手に、「セイウチになるスーツ(尚、人の皮で出来ている)を着ろ、その前にセイウチに成り切れ」と強要するキャラが出張ってるので、ホラーコメディと言うよりは、変態映画、と言った方がより正確な気がする。
セイウチに成り切れ、って何なんだ。訳判らん。
その発想力&変態力は素晴らしいが、訳判らん事に変わりはない。
故に、そういう意味で一見の価値はあるんじゃないかな、と思わなくもない。
が、この作品、それなりにストーリーがあって、作中に登場する変態の思考&趣向その他は兎も角、ストーリー的には十分理解出来るので、「紛うことなき変態映画!」と言えない辺りが個人的には残念。
理解不能じゃなきゃ、真の変態映画じゃないもん(笑)。
理不尽が過ぎてて、観てるこっちが混乱するくらいカオスなのが、変態映画のあるべき姿よ(力説)。
そりゃそうと、この映画、何でジョニー・ディップが出演してるの?