本日の一本@日本でも劇場公開された映画。……の筈。
『エル・コロナド 秘境の神殿』。
2003年の、米&独の合作。
ジャンルは、アクション・アドベンチャーですな。
──婚約者がスイス出張に旅立った直後、未来のダーリンの忘れ物@書類に気付き、郵便で送れば良かったのに、どうせなら自分が忘れ物を届けてあげてクリスマスを一緒に過ごそう! とスイスまで追っ掛けてってみたら、婚約者のスイス出張話は嘘だった、と気付く羽目になってしまい、「嘘つきーーー!」ってな具合に憤り、未来のダーリンの後追い掛けて中米のコロナドって国まで単身乗り込んでみたら、革命に巻き込まれちゃったアメリカ人な姉さんの話。
──パッケージを碌に確かめずに借りたので、てっきり、お宝探し系の冒険活劇だと信じ込んでたワタクシだったのです。
サブタイトルが『秘境の神殿』で、DVDの発売元が日活だったから、多分大丈夫じゃないかなー、って安易に。
えろっちい映画を撮ってた「にっかつ」時代は遠くなったしな、と(笑)。
……うん。お宝探し系の冒険活劇を求めたかったのね。その手合いの名作中の名作達もワタクシは愛しているけれど、年中観てたらつまらなくなっちゃうし、新規開拓したいし。隠れた名作があるかも知れない! とか期待したいじゃない。私はお宝探し系の冒険活劇が大好きだ。オーー!
……なので、そういう意味では思いっきり肩透かしを食らいましたが、個人的には割と美味しく頂けました。
娯楽映画という括りの中での話だけれど、それなりに正統派な造りだったんじゃないかなあ。
オーソドックス過ぎると言うか、悪く言っちゃうと古臭い感じはしたけれど、「難しいことはどうでもいいじゃん、楽しめればいいじゃん」ってタイプの映画だと思うので、これはこれで有りなんじゃないかと。
すったもんだの挙げ句、主人公が辿り着いた反政府軍の秘密基地は、瀑布の裏側の空洞に隠されてた太陽神殿だったんですが(この所為だな、サブタイトルが「秘境の神殿」なのは)、この向こう側は秘密基地~な滝の中から、V-22オスプレイ(ティルトローター機@プロペラ機とヘリコプターのハーフみたいな子)が飛び立ってくシーンなんかは、格好良かったしねん。