本日の一本@日本未公開映画。
『グランド・クロス レボリューション』。
2010年のお米の国の作品。
ジャンルは、パニックだそうな。
レーベルは「プライムウェーブ」、販売元は我等がアルバトロス!(笑顔)
知らないで借りたけど、ちゃんと嗅ぎ分けてたのね、私。偉い、私!(とても笑顔)
──折角なので、アルバトロスの公式に載ってる、このDVDの紹介ページよりストーリー絡みの転載をば。
そして預言は 現実となる
世界各地の巨大遺跡 それは古代人が遺した《地球再生装置》だった
文明を滅ぼし生命を進化させるため 覚醒したイギリスのストーンヘンジ
メキシコ・インドネシア・エジプト 連鎖的に起動・爆発するピラミッド群
破壊と災厄の果て 人類は預言された“終末の時”を迎えるのか?
……うん、まあ、こういう話ではあった。
ストーンヘンジを中心とした世界中の遺跡が地下のエネルギー網で繋がってて、一つの遺跡の目覚めと共に、地球再生装置な遺跡達が始動、ストーンヘンジ頑張っちゃう! ってな感じではあった。
予言なんて、碌に出て来ないけど。
唯一登場した遺跡内部も、百歩譲って遺跡内部ってことにしてあげてもいいけど、そんなに綺麗な遺跡があるか! ってなもんで。
で、「人類が滅びるー!」ってな事態になっちゃったんで、ご多分に漏れず、科学者の皆さんが何とかしようと頑張る訳ですが。
この話、メインの舞台が、イギリスのストーンヘンジ一帯なのですよ。
でもね、ストーンヘンジの頑張りを止める為の鍵は、アメリカはニューヨークの考古学博物館の中なのですよ。
主人公は学者ではあるけれど、訳の判らない説ばかり唱えるってんで、誰にも相手にされてないような人物で、故に、ストーンヘンジに駆け付けた時も、不法侵入者ってことで逮捕されちゃってて、ニューヨークに行くぞー! ってなった時は、話を信じてくれた女学者と協力してくれることになった軍の少佐と結託して、侵入者の移送ってことで拘束場所から抜け出したのに、どーやって、数時間と経たぬ内にニューヨークにいられたんでしょうか、と突っ込まずにはいられない。
ニューヨークからイギリスに戻った部分は判るんだけどさ。軍の皆さんが協力してくれてたからさ。
でも、行きは。行きは、誰がどうやってどのように彼等をアメリカまで運んだのか、突っ込んじゃいけない部分だと判っていても突っ込みたい。
とは言え、何だかんだと突っ込みつつも、うははは笑いながらラストまで駆け抜けられた辺り、発売元は我等がアルバトロスなだけのことはあるのだろうか、と言ってあげてもいいのかなー(笑)。
この手の映画にしては、ちょっぴりだけ珍しく、そこそこのバッドエンド&ダークで、そこは多少意表だったしねん。