本日の一本@とても有名処の筈です。
だって、『戦争のはらわた』。
1977年の、英国&西ドイツ(当時)の作品。
戦争映画。
──第二次世界大戦中の、東部戦線でのお話。
大戦中のどの辺かは一寸私には判らなかったなあ、スターリングラードでどうの、って科白があったから、多分、スターリングラードの戦い以降ではないかと思うけど。1943年くらいかな。
ソ連(当時)とグッチャグチャの戦い繰り広げてる最前線にいる、旧ドイツ軍の小隊長さんが主人公で、将校なんか大嫌い、ってな彼と、勲章貰うことだけに情熱傾けてる大尉との確執(と言うか)を軸にした、やっぱし、グッチャグチャな物語。
──観たことなかった気がするなー、と借りてみた。以前から話には聞いてた通り、それなりに鬱な映画だった。
色々がグッチャグチャで、戦争映画としては大変素晴らしいかと。
旧ドイツ軍側のことだけを描いたって意味では、異色なのかも。
少なくとも、二次大戦中のことを描いた数多の戦争映画にありがちな、連合軍側が悪の敵国@当時の枢軸国をぶっ倒すぜー、ってな、「そんなに、自分達だけが正義だと言い張りたいのかね?」ってノリの映画ではないですな。
但、この映画、観る人を選ぶ気がする。駄目な人は駄目な映画かも。
個人的には良き映画、と思いますが、戦争映画苦手な方は、敬遠された方がいいかも知れない。