キング・ソロモン

本日の一本@一寸、懲りない自分が嫌になってきたけどチャレンジしちゃった日本未公開映画。
『キング・ソロモン』
2008年のアメリカ作品。
………………ちょーーーっと、観たのを心底後悔した……(遠い目)。
気紛れを起こしたのよねー。最近、冒険活劇系を観てない気がするなー、何か適当なDVDでも借りてみようかなー、って。
──簡単に言っちゃえば、ソロモン王の秘宝を探しに行きましょう、って話なのね。
主人公の冒険家は、秘宝を探しに出掛けたまま帰って来ない兄ちゃんを捜したい貴族の娘さんと、行方不明の兄ちゃんの友人な、やっぱり貴族の息子さんに雇われる形で出掛ける訳だ。
でも。
最後まで秘宝が出てこないんだな、この話。
しかも、全体の八割に意味がない。
無意味成分80%。
第二次世界大戦よりは古い時代、っつー設定なのは、作中の科白や衣装や武器その他で見当は付くんだけど、作中の年代も明確になってないし、宝探しに行くんだ! っつってんのに、所謂、謎解き部分がない。
……どっから手に入れたんだかも謎な地図見ただけで、伝説の秘宝の在処に辿り着けてどうするんだよ、冒険活劇なのに! 話として面白くないじゃんか! 盛り上がらんだろうがっっ。
だってのに、この手の話には半ば付き物の、罠とか掻い潜ってー、みたいなのも皆無だしさー。
プロローグからして無意味だしぃぃっ! と言うよりも、プロローグで既に、駄目な空気がヒシヒシと漂ってたしぃぃっ!
あーもー、何かもー、制作者を殴りたい。
久し振りに、観終わった瞬間、「駄目だ…………」とソファに突っ伏した。
因みに、発売元はアルバトロス・フィルム。
ま、負けるもんかっ! 負けない、アルバトロスの罠なんかにっ!(笑)
でも、気力は削ぎ取られたな……。

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