変態島

本日の一本@いい加減、懲りればいいのにと我ながら思う日本未公開映画。
原題は、『VINYAN』。一寸、この綴りだったかどうか、今一つ自信ないけど、確かこれの筈。
……で。
邦題は、『変態島』。
………………。
……えーーーと。
以前、このblogにも書いたことある、お好きな方の間では有名な、『変態村』という映画があるんですが、その映画と同じスタッフさん達が撮った映画。
監督さんは、ファブリス・ドゥ・ヴェルツ、という、己で己を「今世紀最大の変態」と豪語して憚らない方。
この時点で、駄目な方には既に駄目だろう映画ですな(笑)。
──大津波で一人息子を亡くした夫婦が、慈善事業の寄付を募るパーティーに出掛けて、そこで見せられた、貧困な村の映像に、死んだ筈の息子が映ってる、って奥さんが言い出して、「私は息子を捜しに行くのーー!」って主張して止まなくなり、夫婦揃って息子探しに出掛けて、訪れた島で……、ってストーリーなんだけど。
変態島と言うよりは、狂気の島っつった方が正しいんじゃないかと思えると言うか、相変わらず、変態を描いた映画じゃなくって、映画そのものが「僕は変態と叫んでる映画」だなと言うか、たまには、そういうんじゃない映画を撮らないか? と監督に訴えてみたくなると言うか。
……うん、そんな感じ。
個人的には、「何が言いたいんだ!?」と、画面に向かって叫んでみたい。
こういうのは、こういうので、ありだろうとは思うけども。思うけども!
…………取り敢えず、発売元なアルバトロスさん、もう少し違う邦題付けて下さい。
お願いだから、邦題の路線変えて。

そもそも、ワタクシの当初の予定では、戦争映画借りるつもりだったのよ。
個人的に名作と思える戦争映画に、『スターリングラード』以降お目に掛かってないから、むかーー……しの戦争映画でも見るかね(具体例:「遠過ぎた橋」)、とか思ってたのに。
何故、この映画を借りたのか、私。

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