本日の一本@やっぱり日本未公開映画。
『トゥーム・ソルジャー』。
あからさまに『トゥームレイダー』のパクリなパッケージで、故に、中身もトゥームのパロな感じかなー、と思ってたんですが、冒険活劇じゃないでやんの。
敢えて言えば、モンスターホラーになるのかなー。
ララちゃんみたいな、バリバリのトレジャーハンターが登場する訳でもなく、お宝を探すぜ! みたいなストーリーでもなく。
何でか、ストーリー中では悪魔扱いされてる、冥王ハデスの霊廟探し当てちゃったよ、さあ、どうしましょう、って話なのね。
正直言って、その辺からして、ハデスは悪魔とイコールではない、と突っ込んでみたい、やっちまった感バリバリの、Z級映画と言ったら、ワタクシの愛する超絶阿呆なZ級映画に申し訳なく思えてくるくらいの、ある意味駄目映画なのだけれど、込み上げる笑いを堪え切れない程、何処にも救いがなくて、そういう意味では一寸斬新だった(笑)。
その斬新さに、五百円くらいならお布施してもいいって気になれる。
ハデスのビジュアルが、学芸会? って呟いてみたいくらい酷かったし(笑)。
挙げ句、どう鑑みても、宇宙人なグレイを暗に匂わせてるとしか思えない骨が出てくるし。しかも、頭蓋骨だけ人類じゃないの、首から下は骨格標本なのに(笑)。
──うん、珍しい映画を観た。そういう意味では益があったよ(笑)。
…………でも、間違っても、お薦めはしない。