サイクロプス

本日の一本@日本未公開映画。
『サイクロプス』。
2008年のお米の国の作品。
これはジャンルは何でしょうか、多分、パニック系だと思うのだけれど、本当にそうなのかな……。
──ローマ帝国のティベリウス皇帝の時代のお話で、人間が滅ぼした筈のサイクロプスが未だ生き残っていて、ローマ人を襲ったと判明、ならば退治をしなければ! ……という物語。
…………だと思ったんだけど。
パッケージより鑑みた結果、そういうような話だろうと想像したのだけれど。
因みに、パッケージ裏の粗筋は読まないで借りた。
でも、そうじゃなくて、サイクロプスを生け捕りにしてみせた主人公の百人隊長さんが、皇帝や、その甥っ子に嫌われたりした結果、剣闘士の身分にまで落とされちゃって、で、コロシアムで戦ったり、やっぱしコロシアムでサイクロプスと戦ったりなんかした果て、共和制を勝ち取るぜ、みたいな展開で。
正直、「あれ、これって、ファンタジーなモンスターパニックものじゃないの……?」と、素朴な疑問をしてみたい衝動に駆られた。
個人的に、この映画を一言で言うなら、B級
それ以外には何も言えない気がする。
色んなこと盛り込もうとして、悉く転けてる感じ。
サイクロプス君の見て呉れも、これと言って特筆すべきことはないし。
一寸、一般的に言われてるよりもサイズが小さいのでは、ってなもんで。
もっと、「あああ、やっちゃったー!」ってノリの、お馬鹿で笑える映画だと思ったんだけどなー……。

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