本日の一本@日本未公開映画だと思う。
『アルマゲドン2012』。
2010年のお米の国の作品。
ジャンルはSF。
──火星近くを通過するからと、アメリカ宇宙センターが観測してた4200年周期の彗星が、予想外に火星に激突。彗星も火星も木っ端微塵、さて、何でこんなことになったのやら? と、天才だけど、どう見ても若干イッてる男女二名の科学者を呼んでみたら、火星の向こうっ側に、暗黒物質があるよ、と判明。さあ、どうしましょう、暗黒物質相殺するブツ搭載したミサイル撃てば何とかなるかも知れないけど、何処目掛けて撃ったらいいのかの計算が間に合わないよ! と相成って、一方その頃、自閉症だけれど、物理系の天才な男性が、宇宙センターが出した結論と同じ結論に達し、僕は計算出来てる! とお兄ちゃんの某市の市長さん説得して、地球を救う為にヒューストンに向かうの! ……って話。
…………うん、大体、こんな感じだな。
──彗星が地球に激突するの、とか、宇宙人が攻めて来たの、とか、地球上のありとあらゆる火山が噴火するの、とか、そういうノリで、人類滅亡の危機がー! ってB級映画は多いですが、ある日突然、ブラックホール(のような物)が出来ちゃったんで人類も地球も終わりです、ってパターン辿る映画は余り見掛けないよな、と思って借りてみた。
…………んーー、まあまあ?
そんなに悪くないんじゃないかしら、良かった、とも言えない気はするけど(あっ)。
最後まで観れば、伏線的に必要だったのは判るけども、でも、そこまで引っ張らなくてもいいんじゃなかろうか、ってシーンが、若干目立ってたように感じちゃったのがね。個人的に残念。
もう一寸コンパクトでも良かったのに。ってか、もっと世界中こんなことになってますー、とか、どうすればこの事態を回避出来るー、ってシーンが多い方が良かったかなー。
んで、やはり個人的に、ラストが一寸。
まあ、綺麗と言えば綺麗な、大団円的な終わり方だろうと思わなくもないんですが、自閉症だけれど物理系の天才、ってキャラの側に立って見ると、どうなのかな、と思ってみたり。