シーラ号の謎

本日の一本@んー、多分、有名処。
『シーラ号の謎』。
1973年のお米の国の作品。
ジャンルは、ミステリーかな? サスペンスかな? 兎に角、その辺。
──あるパーティーの夜、性格は難ありな感じの、でも大物(?)な映画プロデューサー@クリントンと、妻のシーラ@コラムニスト(らしい)が夫婦喧嘩(多分)をした。
家を飛び出したシーラは、その直後、轢き逃げされて死亡してしまう。
その一年後。売れなくなった脚本家&その妻、芸能プロダクションの女社長、あんまし売れてない女優&そのヒモみたいな夫、やっぱし売れなくなった映画監督、ってな、クリントンさんともシーラさんとも親交があった六名が、クリントンさん所有の「シーラ号」って船の中で行われることになった、ゲームに招かれる。
ゲームの賞品は、クリントンさんプロデュースの『シーラの最後』って映画に参加する権利だったので、六名全員、張り切って参加するのだけれど、そのゲームの本当の意図は、誰がシーラさんを殺したのかを明らかにするってもので……、ってお話。
──これ、面白かったです。
ジャンルが、「真犯人は誰だ!?」系なので、あんまり多く語っちゃうとネタバレしちゃうんでアレですが、中盤辺りで、「え、ここでこんなことが、もう起こっちゃうの?」なノリの展開とかあって、どんでん返しもあって、割と色々が皮肉で、個人的には、大変良い感じでした。
この手のジャンルがお好きな方には、お薦めかと。
キャラ達の設定が設定なんで、一寸、ドロドロしてますが、ドロンドロンじゃない(@ワタクシ基準)から、そっち絡みは、割合にサラリと観ていられるしねん。

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