バトル・オブ・ロサンジェルス

本日の一本@日本未公開映画。
『バトル・オブ・ロサンジェルス』。
2011年の、お米の国の映画。
レーベルはプライムウェーブ、販売は我等がアルバトロス。
アルバトロスさんに曰く、ジャンルはモンスターパニックだそうな。そこに、一応はSFって付けといたげる。
尚、数カ月前に全米公開されたらしい『Battle: Los Angeles/世界侵略:ロサンジェルス作戦』とは別物です。
世界侵略の方は私は観てませんが、これのパクリらしいです(笑)。
パクリから観ちゃった…………。
──それで、えーと粗筋ですが。
ある日突然、ロサンジェルス上空に出現した巨大なUFOと、それと戦う軍人な一同、な話。
以上。
──もう十五年くらい前になりますか、それくらいに公開された『インディペンデンス・デイ』という映画、あれを八割パクって、やはり数年前に公開された、トム・クルーズでしたっけ、彼が主演だった方の『宇宙戦争』を一割くらいパクって、「USA No.1!」的なエッセンスを一割くらい混ぜて捏ねると、この映画になるような気がする。
でも、個人的には面白かったですよ、お馬鹿映画&ツッコミ処があり過ぎる、という意味で。
……もーね、本当に、ツッコミ処があり過ぎるのですよ。間違った逸材なのですよ。
ロサンジェルス上空に現れた巨大未確認飛行物体に攻撃仕掛けて、が、ミサイル乗っ取られて、お返しだー! ってされても中々懲りないF16戦闘機の編隊。
夏場、街灯の下に集る羽虫のよーに、巨大UFOから出てくる子分なUFO達が飛び交ってるっつーに、リボルバー構える州軍司令官。
そんな最中、何の前触れもなく登場する第二次世界大戦中の複葉機&そのパイロット。
躊躇や戸惑いや疑いを殆ど見せず、複葉機のパイロットな彼へ、「1942年のロサンジェルス作戦のー!」とか、「時空の問題がー!」とか、全く説明になってない説明をする州軍司令官。
電磁パルス攻撃すら余裕綽々なのに、地上に降り立って人類攻撃してくるのは、ロボコンに毛が生えたような謎ロボット。
数階建ての壊れたビルの屋上から飛び降りて、UFO@子分を串刺しにする、日本刀背負った、「メタルギアソリッド4」の雷電を思い出してしまうニンジャ・ウーマン@生身な筈なのに。
この辺りから唐突に会話に登場し始める、「懐かし過ぎて覚えてる人いるのか?」と問いたくなる「MJ-12」という単語。
…………ああ、もう本当に、挙げ続けたらキリがない。
複葉機出てきた辺りから、私は腹抱えて爆笑出来た。
何なんだろう。どうしたらいいんだろう、この映画……(笑)。
良い意味でも悪い意味でも、B級映画だってのは確かだけど。
流石だ、アルバトロス。我等がアルバトロスはこうでないと(真顔)。
あ、アルバトロス曰く、モンスターパニックなだけあって、モンスターみたいな奴は出てきます。一応ね(笑)。

──ああ、今日も笑いを有難う。

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