特攻大作戦

本日の一本@有名処ではあると思う。
『特攻大作戦』。
1967年の、お米の国の作品。
原題は、『The Dirty Dozen』。
ジャンルは、戦争映画。
この映画は観た記憶がないかな、とレンタル屋の店先でブツブツ言っていたら、面白いと思う、と横から言われたので、なら、それを信じてみましょうか、と借りてみた。

──1944年6月の、ノルマンディー上陸作戦前夜に、ナチスドイツの司令部の一つ兼別荘地みたいな所を襲撃して云々、って作戦を実行する為に、恩赦を餌に集められた、軍法会議で有罪判決喰らった死刑囚や重罪人な12名の兵士達と、その12名の指揮官に就いた陸軍少佐のお話。

──撮られた年代が年代なんで、大体が、往年の戦争映画だなー、って感じかなー。
確かに、面白いとは思う。
12名の囚人達を使い物になる兵士に仕立てるまでの訓練の件と、やっと使い物になったぜ、実戦に行くぜー! って件とで構成されてて、初手の頃は上官な少佐に反抗的な囚人の彼等が、徐々に兵士らしくなってく辺りとか、訓練&作戦中止の危機を回避する為に演習で頑張る辺りとかは、小気味よい感じなんだけども。
娯楽映画らしい笑い所もあるし。
但、この映画、「戦争ってな、ここまで汚いものなんです」って語ってる映画だと感じるか、「そこまでやらんでもいいんじゃないの?」って感じるかで、大幅に見方が変わる作品のような気がする。
人によっては、やり過ぎ、と思うかも知れないし、やっぱり人によっては、そこまでやってこそ、と思うかも知れない、そんな感じの映画でもあるんじゃないかなー。
さり気なくエグい映画なのは確かかと。
まあ、戦争映画なんて、エグくてナンボだと思うけど。

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