今宵も本日の一本@日本未公開(だと思う)映画。
『レコード シッチェス別荘殺人事件』。
2010年の、スペインの作品。
原題は、『ATROCIOUS』。
ジャンルはホラー。
この所為で、ワタクシは月曜早朝、布団に沈んだ。
──スペインの、シッチェスという別荘地が舞台のお話。
その一角に別荘を持っている一家の三人兄弟が、2010年4月某日の朝、死体で発見される。現場には、家族が使っていたと思しきビデオカメラが二台残されていて、それに映っていたものは……。ってな話。
──手法に関してのみ言うなら、『ブレアウィッチ・プロジェクト』系な映画。最近だと、『パラノーマル・アクティビティ』、あの系統。
主人公な家族の長男と長女は、都市伝説系の話を集めたり調べたりするのが趣味なようで、そんな長男と長女が、両親と共に別荘を訪れることになったので、その別荘のある森に言い伝わってる怪談の真相を調べようと、ビデオカメラ持参して……、ってな感じの設定なんだけども。
この映画、ハンディカメラで素人が撮った映像です、ってのを強調し過ぎてるのか何なのか、画面酔いするという意味で気持ち悪い。
ワタクシ、映画の画面では滅多に酔わないけど、これは覿面だった。吐くかも! ってくらい酔って、うぇうぇ言いながら、朝っぱらから布団の中で丸まる羽目に…………。
手加減してくれ、スペイン人。
んで。
兎に角画面が揺れまくるってのは、話の設定が設定なので、まあ……、と思えなくもないんだけども、夜のシーンが暗過ぎて、何が起こってるのか良く判らない。
えーと……? って首傾げちゃったりも度々で、個人的には、訳判らない部分ばかりが目に付くと言うか、そういう意味で酷い映画と言うか。
ワタクシ基準では怖くないしねえ……。怖くないってぇか、「えーーー……」な映画だしねえ……。
激しく画面酔いなんかしちゃった所為で、ほんっっとに気持ち悪くなっちゃって、夕方まで復活出来なかったしねぇぇぇぇぇぇ……。