今宵も本日の一本@日本未公開映画。
『ミッドナイト・ミート・トレイン』。
2008年の、お米の国の作品。
ジャンルはホラー。つか、スプラッタ?
原題は、『Midnight Meat Train』。
ハリウッドな映画だけれど、監督さんが、北村龍平さんという、『あずみ』とか『ゴジラ Final War』とか撮られた方なのだそうで、一寸観てみようかなー、って気になった。
──NYが舞台。
売れない写真家の青年が、とある日の夜、チンピラに襲われてる女性の写真を撮る。翌朝、その女性が消息不明になったというニュースを知った青年は、深夜の地下鉄で連続殺人事件が起こっていることも知って、証拠写真を撮ろうとするのだけれど……、ってな話。
──…………面白いのかな、この映画……。
つまらなくはなかったけれど、個人的には面白いと言い切れない。
確かに、スプラッター! な映画で、血飛沫バシャバシャ、抉られる人体、ってな系統が苦手な方は絶対に観ない方がいいレベルだろうけど、スプラッタ耐性ある方には、大したことないんじゃ? って奴だと思うんだよねえ。
ワタクシ基準では怖くも何ともないし、終盤の展開とか唐突過ぎると言わざるを得ないし、色々、消化不良な感も否めない。
ホラー映画相手に突っ込んでも、と思いつつも、スプラッタなシーンに突っ込みたくなる。
正直、制作費に十五億円も掛けた割には、スプラッタなシーンのCGとか今一つだったと思うし。
でも、綺麗だなあ、とか、見せ方上手いなあ、とか感じたシーンは多かったような。
けど、うーんー……、な感じかなあ…………。