本日の一本@日本未公開映画だと思ったのに日本でも公開したらしい。驚き。
『ピラニア 3D』。
2010年の、お米の国の作品。
ジャンルは……タイトルから察して頂けるかと。
原題は、『Piranha 3D』。
R-15指定。
監督さんは、『ミラーズ』撮った方だとか。
タイトルに3Dと付いてますが、お家鑑賞なので、ワタクシ的には2Dでしかないです(笑)。
んで。
この映画、1978年に撮られた『ピラニア』のリメイク版なんだそうですが。
私、オリジナルの方のピラニア観てる筈だけど……こんな話だったっけか?
──アメリカ西部のビクトリア湖畔にある町で開催される、春フェスティバル前日、湖底にて地割れ発生、その所為で、湖の更に下にあった地底湖とビクトリア湖が繋がってしまい、地底湖でひっそり生き延びてたピラニアの御先祖様の大群がビクトリア湖に侵出、フェスティバルに浮かれまくって馬鹿騒ぎしてる人々を喰らいまくる、って話。
グロいのNGな方は、観てはいけない映画でもあるかと。
R指定掛かってるので、お子さんが目にすることは滅多にないと思いますが、子供に見せてはアカンです。
──えーー……と。
掛け値無しに言えることは、「お、ナイスバディ!」と言えるお姉さんが、存分に裸体を晒してた、ってことかな。
中々、豊満なお体でございました。
……って、それは兎も角。
この手の映画ではお約束の一つとは言え、如何せん、兄さん姉さん達が無駄にイチャコラしてるシーンが、ワタクシ的には長過ぎる。
思わず、とっとと話を進めんかい、と画面に向かって突っ込んでしまった。
何処までも個人的には、ホントーーー……に、その手のシーンはどうでもいいです。寧ろ要らない。
主に男性諸兄へ向けてであろうサービスシーンは、サービスの範疇に留めて頂きたい。
でも、それこそピラニアとか、ジョーズとかが襲ってくるよ! ってな類いのB級映画としては、いっそ潔いかも知れない。
映画等々に登場する人間を襲うモンスター的な存在は、盛大に暴れまくってナンボ、ってな感じの、そういう意味でノリノリな映画。
だからって、別に3Dにする必要はない気がするけれども。
正直、襲われてしまった某男性キャラのイチモツをピラニアが盛大に噛み千切るシーンが、スクリーンから飛び出てきてもなあ、と思う訳で。
お祭り会場にピラニアが大挙して押し寄せて来た直後から暫く、阿鼻叫喚の地獄絵図シーンが展開されたので、ちょいと、思い切ったなー……、とも感じたかな。
なので、この手のB級映画がお好きな方は、観て損は無いかと。
「あれ? オチは何処?」みたいな終わり方も、ワタクシは嫌いではない方なので、これはこれで有りかな、と思えた。
うん、B級映画としては悪くない感じ?