一寸観てみてもいいかなー、と思った映画をレンタルビデオ屋で見掛けたので、本日の一本@日本でも公開された映画。
『ディアトロフ・インシデント』
2013年、アメリカ・イギリス・ロシアの合作。
原題は、『THE DYATLOV PASS INCIDENT』。
ジャンルは、ホラー・スリラーだそうな。
DVDの発売元は、ワーナー・ホームビデオさん。
処で、この映画って、我等がアルバトロスも何か関わってたの? 何で、アルバトロスのblog『アルバトロス外伝』へのリンクが、この映画の公式から繋がってるんだろう? 何かの特集でも組んだのかな?
って、それはさておき、日本でも公開になった&DVDが出てからそんなに三ヶ月くらい&未だ公式サイト生きてるので、諸々は、映画の公式で、ということで一つ。
ネタバレしない範囲で言うと、1959年、ソビエト連邦(当時)で実際に起こった、『ディアトロフ峠事件』という不可解な事件(詳しくはGoogle先生でどうぞ)のドキュメンタリー映画の制作をしようと現地まで向かったアメリカの学生五人が、悲惨な目に遭う、という話。
パターン的には、『ブレアウィッチ・プロジェクト』、あれと同じ形式。
『ディアドロフ峠事件』と言うのは、現地の言葉で死の山と呼ばれている雪山で起こった出来事なんだけども。
……あれよね、アメリカの大学生達が、わざわざロシアまで行って、更には登山までして、ディアトロフ峠事件のドキュメンタリー映画を撮るんだ! って設定部分に、「資金は……?」ってな、激しく現実的&世知辛い突っ込みは入れちゃ駄目だよね。
……うん、判ってる。でも、突っ込み入れてみたかった。
きっと、作中の大学生達は、皆、裕福なお家の子だったんだ。そうやって納得しよう。
────って、やっぱり、それはさておいて。
うーーーーん……。ディアトロフ峠事件という、日本では多分マイナーな、けど不可解過ぎる実際の事件を題材に、というのは、ナイス、と思ったのだけど。
実際、ワタクシもそこに興味惹かれて観てみようと思ったし。
でも、こう……何て言えばいいのかなあ、(この映画の中での)ディアドロフ峠事件の真相はこうだったんだ! みたいな答えを提示しなくても良かったんじゃないのかなあ、ってな感じのことを思っちゃったかなー。
或る意味、やり過ぎのような。それでいて、或る意味では中途半端のような。
個人的に、悪い意味でスッキリしなかったんだよね。
決して詰まらなかった訳じゃないんだけども、微妙に首捻りつつ、うーーん……、って唸っちゃった部分が色々と。
……うん、そんな感じ。