性懲りもなく本日の一本@有名処。
『ゼロ・グラビティ』
2013年の、アメリカとイギリスの合作。
原題は、『Gravity』。
ジャンルは、SF・ヒューマン・サスペンス、だそうな。
ゼロ・グラビティって何のこっちゃ? と思ってたりもしたんだけど、=無重力って意味なんだってね。
でも、原題はGravityだから=重力で、原題と邦題では、意味真逆なんだとか。
……何で真逆の意味のタイトルを付けたのだろう?<邦題
第八十六回アカデミー賞等々で、色々と受賞したそうだし、有名処だし、DVDも出たばっかりなので、詳細は公式に丸投げ。
観る前は、正直な処、悪い意味で「うわー、ハリウッドー……」な映画かも知れないなあ、と身構えてた。
でも、船外活動中にトラブルに見舞われた宇宙飛行士が云々って話だそうだから、と期待もしてた。
んで、結論から言えば、個人的には、悪い意味でのハリウッドな映画だなー、とは感じずに済んだし、期待してた部分も、まあ、それなりには。
壮大な話っちゃ壮大な話だけど、地味っちゃ地味だよな、とも思ったかな。
但、何処までも個人的には、ヒューマンドラマな部分がね。
悪くはないけど、その部分だけピックアップすると、宇宙が舞台でなくとも&主人公がスペースミッションに参加した博士でなくても、成立しちゃうor置き換えが効いちゃうんじゃないかな? とは感じちゃったかなあ。
ヒューマンドラマな部分を物語の中に組み込む意味を感じられなかったと言うか。
そこが、ワタクシ的に一寸。
まあ、ヒューマンドラマな部分込みで、この話の言わんとしている所が判らない訳じゃない(と思う)けど。
とは言え、映画はあくまでも映画なので、実際とはかなり違うんだろうし、違っていて当然っちゃ当然だけど、スペースデブリがトラブル勃発の切っ掛け、ってのは、現実にも充分有り得る話で、その辺はリアルな感じで良かったんじゃないかなー、と。
──因みに蛇足ながら、この映画観てたら、JAXAと日本の老舗魚網メーカーさんが協力して鋭意開発中だと言う、スペースデブリ回収の為の投網計画と、思い付いたJAXAの中の人は凄いな、とシミジミ思った(笑)。