本日の一本@日本でも、一応上映されたことがあるらしい映画。
『リターン・トゥ・アース 宇宙に囚われた1027日』
2014年の、カナダの作品。
原題は、『Project M』。
ジャンルは、SF。
……ああ、だからフランス語で、作中、モントリオールがどうたらこうたらって言ってたのね。カナダの作品だったからなのね。
レーベルは、我等がアルバトロス。DVD売ってんのもアルバトロス。
従って、粗筋も、我等がアルバトロスの公式から転載。
そう遠くない未来。地球では水が貴重な資源となり、各国で勃発する争いの原因となっていた。人類が生き残るために世界が宇宙の資源に目を向ける中、木星の衛星エウロパに水源が眠っている可能性が浮上。エウロパへの有人飛行を実現させるため、そのシミュレーションとして「プロジェクトM」という実験が開始される。それは、4人の宇宙飛行士が、地球の軌道上にある宇宙ステーションで、1,000日間を過ごすというものだった。彼らは人類の未来を切り開く開拓者となるはずだった。しかし、任務終了を間近に控えた926日目。突如地球との交信が途絶えてしまう…。
……うーん。つまらなくはなかったけど、面白かった、とも言えないような……。
割と淡々とした話運びな映画で(と私は思う)、設定的にはSFだけど、どっちかって言えばヒューマンドラマと言った方がいいんでないかい? ってな印象で。
それはそれで良いと思うんだけども、この映画、色んな意味で、とっても投げっ放しなんだよねぇ。
色々が投げっ放し。オチとかも投げっ放し。
そういうのはそういうのでアリだと思うから、投げっ放しが悪いと言うつもりは更々ないんだが、私は、腰の座りが悪くなるような投げっ放し感を覚えてしまったので、ビミョーな映画、としか言えないかも知れない。