本日の一本@多分、日本未公開映画。だと思う。
『Monster モンスター』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『Lizzie Borden Took an Ax』。
ジャンルは、犯罪スリラー、だそうな。
原題通り、十九世紀末に起こった、お米の国の有名な未解決殺人事件「リジー・ボーデン事件」が題材の話。
んで以て、粗筋は、発売元のアメイジングD.C.さんの公式より転載。
その日は猛烈に暑かった。1892年8月4日、マサチューセッツ州フォール・リヴァ―の閑静な住宅地での出来事である。資産家の名士・ボーデン家の次女リジーが、ソファで仮眠中の父親アンドリューが殺されているのを発見した。無残にも手斧で顔を11回も斬りつけられていた。すぐに医者と警察が呼ばれたが、間もなくアンドリューの後妻アビーも2階の客間で倒れているのが発見された。やはり手斧で後頭部を19回も殴打されていた。容疑者として名指しされたのは第一発見者のリジーだった。裁判官が絞首刑は確実だろうとささやく中、下った判決は「無罪」。アメリカ犯罪史上空前の大論争を巻き起こし、今なお語り継がれるアメリカの伝説、「リジー・ボーデン事件」の幕開けである…
レンタル屋で見掛けて、リジー・ボーデン事件が題材の話と知り借りてみた。
でも、うーん……(唸)。
借りる際、「おー、リジー・ボーデン!」と思わずに、「何故に今更、リジー・ボーデン事件が題材?」と思うべきだった、と言いたくなる内容だったかなあ。
流石に細部には違いがあったけど、殆ど、この事件に関する史実や伝承その他を、まんま映画にしただけ、としか思えなくて、それこそ、「何で今更、この事件をこんな風に映画化したのか」と、問うてみたくなった。
もう一寸だけでも、サイコチックな話になってるかと期待して観たんだけどな。