本日の一本@日本でも公開された映画。と言っても単館系。
『レベル15』。
2014年の、イギリスの作品。
原題は、『He Who Dares』。
ジャンルは、バトル・アクション。
DVD売ってるのは、インターフィルムさんと我等がアルバトロス。インターフィルムが配給みたい。
故に、粗筋はアルバトロスの公式から転載。
未だ、公式サイト生きてるけど、DVD売ってるのがアルバトロスって時点で、私はネタバレには配慮しない(笑)。
クリスマス・イブのロンドン。英国特殊部隊《SAS》に所属するクリスは、恋人と唯一の休暇を楽しんでいた。しかし、若者達で集う街のクラブが謎の武装集団に襲われたとの緊急連絡が入る。やがて、ビルの地下を占拠したテロリスト達は、無差別殺人を繰り返しながら、階下へ潜り込んでいった。現場に送り込まれた11名のSASは、首相の娘を含めた人質の救出に動き出すが、各階ごとに、仕掛けられた罠が、SASの行く手を阻んでいく。そして、新しい正義を掲げ、国民同盟と名乗るテロリストの真の目的とは?!
……何と言うか、うん。
良く言えば、ストーリーその他諸々が一直線な映画。
あんま、捻りないしね。主人公が誰だかも良く判らんしね。
──と言うかねー。この作品、『英国特殊部隊《SAS》vsテロリスト』ってのが見所らしいんだけどねー。
……英国陸軍特殊空挺部隊を舐めてるのか? SASは、世界初の特殊部隊で、各国のそれがお手本にしたような所よ? 彼等、対テロに関しては、むっちゃ優秀な実績残してる筈だよ? 自国の部隊でしょ? その辺判ってるでしょ、イギリスさん!
もう一寸、描き様ってのがあったろうに……。
何か、あっちもこっちも有り得なかったしな……。
テロリストを名乗る連中が首相の娘を誘拐した真の理由は、首相の銀行口座──しかも投資銀行の口座のパスワードを聞き出す為って設定だったみたいだけども、己の実子とは言え、何処の世界に、十代の小娘相手に、んなモノをホイホイ教える首相がいるんだ? って思わず突っ込んじゃったしな……。
…………観なくても良かったかも知れない。