本日の一本@日本未公開映画。
『サイボーグ・シティ』。
2009年のお米の国の作品。
DVDの発売元は、我等がアルバトロス!(笑顔全開)
尚、ジャンルは、アルバトロス曰く「アクション(金髪系・特殊キャラ系)」だそうです。
言う程、金髪姉ちゃんは出てなかった気がするけど、気の所為ってことにしとこう。アルバトロスの言うことだし。
──あちこちで銀行強盗とか繰り返して、メキシコへの国外逃亡中な八人組の女ギャングの皆さんが、もう一寸で国境よー! って頃に、地図に載ってない町に立ち寄ったら、そこは、ノーベル賞まで受賞しときながら犯罪犯して全米指名手配になったマッドサイエンティストのオッチャンが、世界征服の野望達成の為だけに造り上げた、サイボーグだけの町で……、ってな話。
──何故、この映画をレンタルしたかと言えば。
DVDのパッケージの裏に、「…………鉄人28号……?」と思わず陳列棚の前で呟いた、謎なロボットが描かれてたからです。
胡散臭い! 余りにも胡散臭い! これは爆笑出来るかも知れない! ……と思って借りた(真顔)。
正直、謎でチープなロボットだけに期待して借りたんで、他のことは碌に確かめませんでしたし、上記のようなストーリーだとも思いませんでしたが、まあ、これはこれで、って言うか、「ああ、うん、全てがB級、何も彼もがB級、このストーリーや展開の訳判らなさ、B級そのものだね!」ってノリだったかと。
ひと度、癇に障ったらアウトだろうけど、全体的に漂うチープ感に目を瞑り、訳の判らなさを笑い飛ばせれば、観客的に勝利を治められる映画だと思う(笑)。
このストーリーの何処に、ロボットが出て来るんだ? と思ってましたが、ちゃんと、ワタクシの期待の星は出て来てくれた。
鉄人28号みたいな見て呉れって言ったら、正太郎君に怒られそうな、「あ、鉄人28号じゃなくって、ロボコン」って見て呉れでしたが。
今は二十一世紀なのに、ガンダムその他、日本発の巨大ロボットアニメファンは全世界規模で溢れてるのに、幾ら何でもこのデザインは酷過ぎるだろう!? と言いたくありますが、時代遅れにも程がある果てしない安っぽさが、爆笑を誘ってくれます。
間違った意味で、逸材なロボットです。
……ワタクシの鑑賞の方向性も、激しく間違ってる気がしなくもないですが、ロボットで爆笑出来たから、ワタクシはそれだけで満足(笑)。