シャークネード カテゴリー2

本日の一本@日本未公開映画。あ、ニコニコ動画では流した筈。確か、有料でだったかな?

『シャークネード カテゴリー2』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『Sharknado2:The Second One』。
ジャンルは、パニック。で良いのかしら。
レーベルも販売も、我等がアルバトロス。んで以て、毎度のアサイラム作品。
粗筋は、我等がアルバトロスの公式から転載。
 

人喰い鮫、200%増量!凶暴すぎる竜巻、再び日本上陸!!
かつてロサンゼルスを絶望させた、未曾有の天変地異「シャークネード」。
だが、あの恐怖は始まりにすぎなかった。
今度は、世界の首都ニューヨークに、史上最凶の瞬間最大風速が襲い掛かる!

シャークネードの猛威に襲われたロサンゼルスは、フィンとエイプリルの活躍によって平和を取り戻していた。有名人となった2人は、フィンの家族と会うためにニューヨークへと旅立つ。しかし、彼らが乗り込んだ航空便に、突如乱気流が襲い掛かる。突風と共に機体にぶち当たった物体は、獰猛なサメであった。さらに無数のサメが竜巻に呑み込まれ、勢いを増しながらニューヨークへと向かって行く。まさしく、シャークネードの再来である。なんとか空港に辿り着いたフィンは、負傷したエイプリルを病院に残し、家族を探すため、パニックに陥った街をさまようが…。

去年、日本でも一応(笑)話題になった、「シャークネード」の続編。
竜巻と共に鮫が襲ってくるぜ! ってアレの第二弾@今度の標的はニューヨーク。
降水量ならぬ、降サメ量、なんて単語が出て来ちゃう映画(笑)。

──鮫。
兎に角、鮫。「どうだ!」と言わんばかりに、鮫で押してくる。
流石、物量チートの国。「多いのは良い事だ!」理論なんだね。
正直な処、前作に比べて小賢しい、と思った部分がない訳ではないし、「アメリカ映画は、何処までもアメリカ映画だな、USA No.1! が心底好きだな」とも思ったけども、満足は出来たかな。
サメ映画&B級〜Z級映画がお好きな方には向きだと思う。
だって、鮫でお腹一杯になるもん(笑)。
とってもとってもお約束な展開も、サメ竜巻に襲われるエンパイアステートビルの不憫さ加減も、個人的にはナイスだった。
笑えるだろうし、話にネタにもなるかも知れないし、暇潰しにもなるから、そういう意味ではお勧め(笑)。

メガ・スパイダー

本日の一本@日本未公開映画。

『メガ・スパイダー』
2013年の、お米の国の作品。
原題は、『Big Ass Spider!』
ジャンルは、パニック。──なのだろうけれど、要は、「巨大な蜘蛛が襲って来ます」ジャンル。
粗筋は、DVD販売元(でいいのか?)なアメイジングD.C.さんの公式から転載。

お人好しの害虫駆除業者・アレックスは、虫に刺された腕を治療する為、病院を訪れていた。
そこで彼は遺体安置室に潜む毒グモの駆除を、治療代を無しにする条件で引き受ける。
警備員のホセの協力を得て、安置室から通気口に潜入した彼は、異常に粘着力の強いクモの巣を発見、更に奥に進んだ彼は病院の地下へとたどり着く。
そこで彼は妙にデカいクモを追い詰めるのだが、突然、「伏せて!」の声とともに銃声が鳴り響く。
それは米陸軍、特殊部隊所属の美女・カーリーが放ったものだった。
しかし、そのクモは10キロはあると思われる下水道のフタを動かし、街へと消えていった。
今、未曾有のパニックが始まろうとしている・・・・・・。

毎度毎度、「鮫だのワニだの蜘蛛だの蟻だの蛸だのピラニアだの、何でもかんでも巨大化すりゃあいいってもんじゃないだろう、いい加減懲りろ」と突っ込みつつも、やはり毎度毎度、誘惑に負けて観ちゃう類いのこのジャンル。
うん、何処までも毎度の如く、駄目映画だった(笑)。
でも、頑張ってる方だと思う。
この手合いのお約束もちゃんと踏んでたしね。
軍が変な実験したから、こんなんが出来ちゃいました〜〜、な設定とか。
いっそ潔いまでにバッカンバッカン蜘蛛にヤられる通行人の皆さんとか。
画面賑やかし要員な、ナイスバディなお姉ちゃん達とか。
尤も、露出度は少なかったけど(笑)。
それに! 最大且つ唯一の見所だろう、巨大蜘蛛そのものは楽しめるよ!
往年の名作「キングコング」の中で、エンパイア・ステート・ビルに登ったキングコングさながらに、L.Aの市庁舎ビルの屋上〜最上階辺りに張り付いて暴れる巨大蜘蛛くんは、一見の価値があるよ!(笑)
……とっても素敵(真顔)。それだけで、ワタクシはお腹一杯(とても真顔)。

LUCY/ルーシー

何となく借りてしまった本日の一本@リュック・ベッソン監督作品なので、有名処の筈。

『LUCY/ルーシー』
2014年の、フランスの作品。
原題は、『Lucy』。
ジャンルは、SFアクション。
……そうよね。リュック・ベッソン監督の作品ってことは、フランス映画よね。今更気付いた。
──日本では、去年の晩夏に公開になり、先日、DVDレンタルが開始されたばかりなので、諸々は公式に丸投げ。
ネタバレにならない範囲で言うなら、全体の一〇%しか使われていない脳の機能を一〇〇%使える人間がいたらどうなるか、という感じの話。
 
フランス映画か…………(←くどい)。
……成程、何となく納得だ。
──何事!? なシーンも多々あったけど、私は面白かった。終盤が一寸ナニだけど、そこは、まあ……(笑)。
だって、ラストに近付けば近付く程、突っ込み所が倍々プッシュで増えていくのだもの。
でも、「突っ込んだら負けだ!」を合い言葉に鑑賞すれば、最後まで楽しめると思う。
……うん、ホントに、突っ込んだら負けな映画。突っ込んだ者は敗者。
細かい事は気にしない! の精神で鑑賞するべき娯楽映画かな(笑)。

青鬼

本日の一本@邦画。

『青鬼』
2014年 AMGエンタテインメント。
ジャンルはホラー。
R12指定だったかな、確か。
粗筋は、AMGエンタテインメントさんの公式から転載。
尚、DVD発売&レンタル開始は先月だったにも拘らず、遠慮なくネタバレする気満々なので、これからご覧になられる方は、以下は読んじゃ駄目。

新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュン。そんなシュンを杏奈は気にかけていた。2人は化け物が現われると噂される<ジェイルハウス>の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れてしまう。
無人であるはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。窓の向こう側からこちらを覗き込む血走った目玉。恐怖に駆られた高校生6人は、建物から逃げ出そうと玄関に向かうが、なぜか扉はびくとも動かない。
「ねえ、もしかして私たち、閉じ込められちゃったんじゃないの?」―脱出ルートを見つけようと躍起になる彼らに、この世のものとは思えぬ巨大な青い影が忍び寄る。

有名(だよね?)なRPGツクール製フリーホラーゲーム『青鬼』の実写版。
アレを映画化したんだよ! ってことだったので借りてみた。
主演の子はAKB48のメンバーです、というのは、観賞後に知った事実。

…………えーと。
青鬼さん自体は良かったんじゃないかな、と。見て呉れ的に、という意味で。
ぬめっとした感じも、個人的にはGOODだった。
但、私には、そこ以外の見所が見付けられなかった……。
「青鬼」が原作なホラー映画なのに怖くないし(笑)。
──この作品、70分しかないのね。
ぶっちゃけた話、これよりも遥かに酷い作品なんて山のようにあるし、観てるから(笑)、私は良くも悪くも我慢し切れたけれど、B級映画耐性無い方には、70分でも辛い部分あるかも知れない。
何ちゅーかねー、展開がどうのこうの以前に、ストーリー的に見えない部分が多過ぎたんじゃないかと思うんだよねー。
「不条理もの」として捉えれば、決して悪くないと思うんだけども、見てる側が置き去りにされてる部分が大、と言うか。
後、ファンの方には大変申し訳ないけれども、出演者の演技が一寸……。

ウォー・オブ・ザ・ワールド

本日の一本@日本未公開映画。

『ウォー・オブ・ザ・ワールド』。
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『AGE OF TOMORROW』。
ジャンルはSF。エイリアン侵略系。
レーベルは、プライムウェーブ。発売は、我等がアルバトロス。
粗筋は、アルバトロスの公式から転載。

地球に接近する謎の小惑星、それは恐るべき侵略者の要塞だった。
飛来する無数のUFO、人類が迎えた絶体絶命の危機。
エイリアンの母星に突入し、反撃することは出来るのか?
地球と人類の明日を賭けた最終決戦の火蓋は切られた!

正月戦線に宣戦布告!話題沸騰中の米アサイラム社が放つ《宇宙戦争&エイリアン侵略SF》最新作!!

20XX年、地球に小惑星が接近。爆破命令を受けたウィーラー大尉とゴードン博士たちは宇宙に飛んだ。だがそれは小惑星ではなく、未知のエイリアンが地球侵略のために送り込んだ巨大母船だった。無数のUFOが地球に飛来し、人類は瞬く間に滅亡の危機を迎える。ウィーラーは敵の時空転送装置を使い、エイリアンの母星に移動。そこで彼らは敵の恐るべき正体と、真の目的を知ることになる。人類の反撃は成功するのか?最後の決戦がはじまる!

……そう。これは、アサイラムさんの作品。
良い意味でも悪い意味でも、とても地雷なアサイラム(笑)。

最初の内は、「アサイラム作品の割には、普通に観ていられる?」などと、戯けたことを思ってた。
……うん、ホントに戯けてた、私。
地球に激突しそうな小惑星爆破任務にくっ付いてった、何の役に立つのかさっぱり判らん物理学者なキャラや。
襲ってくる、エイリアン達の機器なんだか超小型船なんだかを人力で引っ張って鎖で車に繋げちゃう、力持ちにも程があるだろうキャラや。
どう考えても地球からは遠く離れているだろうエイリアンの母星から、ビーコンで救助要請を伝えようとするキャラ達等々が登場する映画を、普通に観ていられる筈がなかった(笑)。
しかも、そのビーコンの信号、タイムラグなく地球の司令部に届いちゃうし。
……凄いね! 謎科学だね! せめて、エイリアン達の通信機器奪って何とか地球に連絡をー! みたいな展開にした方が、未だ説得力出たと思うよ!(笑)
観てて、一寸悲しくなったよ…………(笑)。
──という訳で、ワタクシは、「あー、アサイラム……」と悪い意味でシミジミ出来た作品だった。
個人的にはお勧めしない(笑)。