ディザスター・ウォーズ

性懲りもなく本日の一本@日本未公開映画。
観たの、今夜じゃないけどね。

『ディザスター・ウォーズ』
2013年の、お米の国の作品。
原題は、『DISASTER WARS』。
ジャンルは、パニック。と言うか、「地球が滅亡しちゃいそうです」ジャンル。
んで以て、粗筋は、発売元のFINE FILMSさんのサイトから転載。

ロサンゼルスに突如発生した最大級の津波─
“終末の時”が目の前に迫りくる…
誰も見たことない闘い! 津波vs地震!!

マリアナ海溝の海底から最大級の津波が発生し、ハワイ諸島を破壊。その規模は、一度に南北アメリカの西海岸のすべてを破壊する規模。そして津波をさらに勢力を増し、ロサンゼルスに襲う。回避するべく科学者たちは、ロサンゼルスに焦点を当て水中爆発を起動。軍は最悪の計画を企て、科学者たちは、ソリューションに集合させる。ロサンゼルス政府は、緊急避難計画を開始。沖に海溝を作り、津波を阻止するため、人工的に地震を起こす!

この映画のことをblogに書く為、ちょろりと電脳世界を彷徨ってみた処、監督さんは、『エイリアンVSアバター』という、色々が酷過ぎる、寧ろ全てが酷い映画を撮られた方だと知った。
……成程、だから、この映画も面白くなかったんだな(あっ)。
だってねー? 恐らくは低予算映画なんだろうけど、それにしても……、と呟きたくなったくらい、色々がちょそかったんだもん。
エイリアンVS~は、全てが酷いと言いたい、な感じだったけど、こっちは、全てがチープと言いたい。
マリアナ海溝の海底から最大級の津波が云々ってのいいよ。その原因を作ったのは、訳判らん金持ちが、訳判らんこはをしたから、って辺りもいいよ。
結果、南北アメリカの西海岸全てが~~、って辺りも黙って見てられたけども。
何で、そんな大災害に立ち向かうべく集められた政府関係者&強引に招集された学者先生@僅か数名が、「そこって倉庫か何かを無理矢理改造しましたか?」と言いたくなるようなチープな部屋で右往左往しているのか、と思ってしまった瞬間、この映画の何もかもが、どうでも良くなった……(笑)。
悪い意味で、どうでも良くなった。
未だ、腹抱えて大笑い出来た分、エイリアンVSアバターの方が有意義かも知れない。
──という訳で、この映画は個人的には、ブーーー、な感じ。

アラジンと魔神のランプ

本日の一本@日本未公開映画。だと思う。多分。
『アラジンと魔神のランプ』
2012年、アメリカ&カナダの作品。
原題は『Aladdin and the Death Lamp』。
ジャンルは、アドベンチャーでいいのかな? アクション・アドベンチャーになるのかな?
んで以て、粗筋は、リリース元のアメイジングD.C.さんのサイトから転載。

伝説の秘宝を探し当て、ランプの魔神を封印せよ!
有史以前、魔術が科学を凌駕していた時代。それは、魔神(ジン)たちが跋扈する暗黒時代でもあった。この世界の危難に3人の勇敢な戦士たちが立ち上がり決死の戦いの末、ジンをランプに封印した。呪われたランプが永遠に見つからぬことを祈って…。
時は流れ現代。冒険ハンターのアラジンは、遺跡で二つ頭の蛇に守られた本を発掘する。そこには「心の欲望を叶える石は深きに眠る偉大な宝を守る」と書かれていた。伝説のムスタファ王の宝石だと考えた彼らは暗号を読み解き泉で金色に光るランプを見つける。しかし、そのランプにはジンが封印されていた…。ランプから解放されたジンは望みを叶える代わりに魔界の門を開放させようと飛び回っている。世界はまた暗黒時代に戻ってしまうのか―。アラジンの長く激しい冒険の旅が始まる!

──取り敢えず、感想よりも何よりも先に、DVDのパッケージが、良く言えばインディ・ジョーンズを意識し過ぎなのでは、としか言えないんだけど……、とは突っ込んでおきたい。
とは言え、そのインディ・ジョーンズもどきなパッケージを見て、ワタクシの好物な冒険活劇な映画なのかな、と思って借りてみたのも事実な訳で。
……でも、うーん…………。確かに冒険活劇ではあったけども……。
締まりのない映画、と思っちゃったかなあ。
正直に言っていいなら、個人的には面白くなかった。本気でぶっちゃけると、出来が悪い、と思った。
観ながら、腕組んで唸っちゃった。
この映画は、ちょーーっとなー、な感じかなー。

ディアトロフ・インシデント

一寸観てみてもいいかなー、と思った映画をレンタルビデオ屋で見掛けたので、本日の一本@日本でも公開された映画。
『ディアトロフ・インシデント』
2013年、アメリカ・イギリス・ロシアの合作。
原題は、『THE DYATLOV PASS INCIDENT』。
ジャンルは、ホラー・スリラーだそうな。
DVDの発売元は、ワーナー・ホームビデオさん。
処で、この映画って、我等がアルバトロスも何か関わってたの? 何で、アルバトロスのblog『アルバトロス外伝』へのリンクが、この映画の公式から繋がってるんだろう? 何かの特集でも組んだのかな?

って、それはさておき、日本でも公開になった&DVDが出てからそんなに三ヶ月くらい&未だ公式サイト生きてるので、諸々は、映画の公式で、ということで一つ。
ネタバレしない範囲で言うと、1959年、ソビエト連邦(当時)で実際に起こった、『ディアトロフ峠事件』という不可解な事件(詳しくはGoogle先生でどうぞ)のドキュメンタリー映画の制作をしようと現地まで向かったアメリカの学生五人が、悲惨な目に遭う、という話。
パターン的には、『ブレアウィッチ・プロジェクト』、あれと同じ形式。

『ディアドロフ峠事件』と言うのは、現地の言葉で死の山と呼ばれている雪山で起こった出来事なんだけども。
……あれよね、アメリカの大学生達が、わざわざロシアまで行って、更には登山までして、ディアトロフ峠事件のドキュメンタリー映画を撮るんだ! って設定部分に、「資金は……?」ってな、激しく現実的&世知辛い突っ込みは入れちゃ駄目だよね。
……うん、判ってる。でも、突っ込み入れてみたかった。
きっと、作中の大学生達は、皆、裕福なお家の子だったんだ。そうやって納得しよう。
────って、やっぱり、それはさておいて。
うーーーーん……。ディアトロフ峠事件という、日本では多分マイナーな、けど不可解過ぎる実際の事件を題材に、というのは、ナイス、と思ったのだけど。
実際、ワタクシもそこに興味惹かれて観てみようと思ったし。
でも、こう……何て言えばいいのかなあ、(この映画の中での)ディアドロフ峠事件の真相はこうだったんだ! みたいな答えを提示しなくても良かったんじゃないのかなあ、ってな感じのことを思っちゃったかなー。
或る意味、やり過ぎのような。それでいて、或る意味では中途半端のような。
個人的に、悪い意味でスッキリしなかったんだよね。
決して詰まらなかった訳じゃないんだけども、微妙に首捻りつつ、うーーん……、って唸っちゃった部分が色々と。
……うん、そんな感じ。

スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間

本日の一本@日本未公開映画。
『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』
2013年の、お米の国の映画。
原題は、『Contracted』。
ジャンルは、サスペンス・ホラーだそうな。
レーベルも発売も、我等がアルバトロス。
尚、この映画、観る人によっては、気色悪いという意味でドン引きするかも知れないシーンがあるので、キショいの駄目な方は避けた方がいいかも。

んで。邦題からして思いっきりネタバレしてる気がしなくもないけど、一応、アルバトロス・フィルムの公式から粗筋を転載。

美しい女サマンサ。言い寄る男は数多いが、彼女は女しか愛せないレズビアンだった。しかし、恋人ニッキーの冷たい態度に悩んでいたサマンサは、ある夜のパーティーでヤケになり、見知らぬ男と関係を持ってしまう。だがその翌朝から、彼女の身体に異変が起き始める。性病に感染したと思い込むが、その症状はそんな生易しいものではなかった。髪は抜け落ち、目は充血し、身体が腐り始めていく。サマンサは、なんとか症状を抑えようと奔走するが、その行動は周囲を巻き込み、思いもよらぬ事態へと転がり落ちて行く…。

と、まあ、目一杯ネタバレな邦題通りな内容の映画。
この話の主人公のサマンサさんは結構な別嬪さんなんだけども、そんなサマンサさんが、徐々にゾンビ化していく様は、やっぱり、「あー…………」な感があった。
決して怖い映画じゃないと思うし(注:ワタクシ基準)、どっちかと言えば精神的に痛い話かもとも思うけど、スプラッタとは若干違う路線でキショいと言うか、グロいと言うか、「その体験は、私が男だったら決してしたくない」と素で思ったシーンもあって、そういう意味で容赦なく、ナイス、とも思ったかな。
個人的には、面白い、とも感じた。
ゾンビが登場する映画は数多あるけど、この映画みたいな感じで、人間が、しかも美女がゾンビ化してくような作品ってあんまりないんじゃないかなあ。
ワタクシ的にはお薦めかも。
但し、私ゃ平気でも、気持ち悪いと思う方もおられるだろうから、この手の映画に耐性がある方のみにお薦め(笑)。

ポセイドン・レックス

本日の一本@ひたすら日本未公開映画。
『ポセイドン・レックス』
2013年の、お米の国の作品。
ジャンルは、モンスター・パニック。
原題は、『POSEIDON REX』。
レーベルはニュー・セレクト。販売は我等がアルバトロス。
……何でか、パニックものが続いちゃったな。
まあ、いいや。
──粗筋は、我等がアルバトロスのサイトから転載。

中米のリゾート地、ベリーズ。沈没船の捜索をしていたトレジャー・ハンターのジャックスは、海中で巨大生物と遭遇。その正体は、太古の眠りから覚めた恐竜ポセイドン・レックスだった。怪物は観光客に襲いかかり、平和な島はパニック状態に。海底に眠る大量の卵が孵化すれば、人類は絶滅の危機に瀕する。ジャックスと海洋学者のサラは恐竜退治に乗り出すが、不死身の怪物を倒す手段はない。最悪の事態を回避するため、米軍は島ごとポセイドン・レックスを殲滅する爆撃作戦を決断。最終決戦のカウントダウンは開始された!

……ま、最終決戦という程の戦いは繰り広げられてないけどね。
恐竜相手に、自動小銃やハンドガンで立ち向かった処で無意味だと思うんだな。
最後には戦闘機出て来たけどさ。戦闘機から発射されたミサイルが恐竜倒した訳じゃないしさ。
──とは言え、ワタクシ、この映画嫌いじゃない(笑)。
CGとか、ご愛嬌? なレベルだったし、ポセイドン・レックス君は何となくラブリーな見て呉れで、愛嬌溢れるな、とか思っちゃったけど。
現代に甦った恐竜の退治は、小形船舶じゃなくて軍艦で行こうよ、何故に小舟で向かう? とかも思っちゃったけど。
何ちゅーかねー、ポセイドン・レックス君の見て呉れ等々と相俟って、何処となく憎めない作品、みたいな感じ。
あくまでも個人的には、って奴だけどね。
でもまあ、ワタクシ的には、そこそこ満足かなー(笑)。
それにしても、この手の、絶滅した筈の恐竜が現代に甦ったー! ってな映画を観る度、『ジュラシック・パーク』の偉大さを思い知る。
予算の掛けっぷりが違い過ぎるにしても、やっぱりジュラシック・パークは面白いもんなー。