プレデターズ

本日の一本@ワタクシの好物系。
『プレデターズ』。
そうっす、あれです、一作目(1987年の作品)の主演は、現・カリフォルニア州知事だったあれ。人類を狩るエイリアンのシリーズ。
これは、劇場で観なきゃいけないと思ったの!(笑)
尚、日曜公開の映画なので、やっぱし、ネタバレは出来ませぬ故、バレぬ範囲で。
──傭兵さんだったり特殊部隊所属だったり殺人鬼だったり、ってな、色んな意味での「人殺しのプロ」数名が、プレデターの皆さんに攫われて、地球じゃないどっかの星に問答無用で落とされてしまって……、ってな、サバイバルなSFアクション。
……個人的には、「あー、うんうん、プレデターって、こういう話でこういうノリよねー」って感じだったかな、と。
このシリーズお好きな方は堪能出来るんじゃないかなあ。
プレデターの、あの、「キシャー!」な顔にもご対面出来るし。あの顔は見ないとねー(笑)。
但、あくまでも個人的には、やっぱり、このシリーズは中々一作目を越えられないなあ、とも思ったかな。
まあ、プレデター出て来る作品の中で、ワタクシが一等愛してるのは、『エイリアンvsプレデター』ですが。
あれは、素晴らしく素敵でナイスなB級映画だったもの。「頑張って、話に付いて来いよ! 見失うなよ!」ってストーリーだけど(笑)。
──あああ、後、「プレデターズ」、一口に括れば兵隊さんなキャラが多かったけど、その割に、マニアックと言うか、特殊技能生かした戦い方を展開、みたいなシーンがなかったのと、左手の薬指と小指が無い人は、日本刀を上手く扱うことは出来ないよ? って思わず突っ込まずにいられなかったシーンがあったのが残念。
でも、私は堪能出来たかな。
この手の映画は、余り深いこと考えず、さらりと楽しむのが宜しいと思います(笑)。真剣に突っ込んだら、きりがないし(笑)。

アデル ファラオと復活の秘薬

本日の一本@いそいそ劇場行って来た、7/3に封切りになったばかりの映画。
でも、『踊る大捜査線』の三作目ではない(笑)。
『アデル ファラオと復活の秘薬』。
おフランス~、の作品。リュック・ベッソン監督。
……多分、冒険活劇なんじゃないかな。でも、コメディって言った方が正しい気がする。
つか、冒険活劇ではあるだろうけど、アドベンチャーとは言えないような。
尚、封切りになったばっかりなので、ネタバレは書けませぬ故、感想はバレぬ範囲で。
──予告編を見る限りでは、「お、フランス版トレジャーハントものだ~」な感じだったんですよ。
で、女性版インディー・ジョーンズって触れ込みもあったのですよ。
だからね、これは劇場行かなきゃ! と決めた訳です。
とは言え、封切り初日に行ったのは、単に、後がつかえてるから(笑)。
……だって、もう直ぐ『プレデターズ』が公開に……。
──でも、一寸路線が違った。
丁度、『ハムナプトラ』の一作目と似たり寄ったりの時代設定だったんで、あんな感じかな~、とも思ったんですが、裏切られた(笑)。
もう何年も前に、やはりフランス映画で『アメリ』ってのが流行ったことがありましたが、ノリは『アメリ』に似てると思う。ジャンルは全く違うけど。
似たようなジャンルでは、あー……、ナイトミュージアム系?
…………うん、まあ、あれだ。
「こういう映画も、又人生」ってな悟りの境地に達して観ると、面白いと思います(笑)。B級映画耐性がある方は、きっと、懐広く鑑賞出来る。
結構、やりたい放題し放題なB級映画。決して、名作ではないな(笑)。娯楽映画ではあるだろうけど。
そして、内容を深く考えてはいけない(笑)。
──しかし、フランス映画って、何時観ても謎が多いなー。謎って言うか、時折、「それでいいのか?」って問い掛けたくなるなー。一寸変化球でシュールだしなー。
個人的には、結構楽しく観たけど(笑)。

ONE SHOT ONE KILL ─兵士になるということ─

本日の一本@劇場で観て来た映画。
『ONE SHOT ONE KILL ─兵士になるということ─』。
ジャンルは、100%ドキュメンタリーです。
五月だったかな、渋谷で単館上映してたのだけれど、渋谷は余り行く気になれないなー、ってことで、横浜で。
何故、よりによってそれなんだ? と言われそうな気がしなくもないですが。
──日本人のプロデューサーさん&監督さんが撮った、十二週間に亘る、アメリカ海兵隊のブートキャンプ(新兵訓練)のドキュメンタリー。
ああ、そうそう、「ONE SHOT ONE KILL」ってのは、一発撃ったら一人仕留めなさい=一撃必殺、みたいな意味です。海兵隊みたいな部隊の人達の、合い言葉の一つっつーか。叩き込まれることっつーか。そんな感じのことっす。
映画のジャンルが或る意味ディープなので、感想は、折り畳んだ先に置いときます。
尚、個人的にはお勧めしない。

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トワイライトブラッド

本日の一本@日本では未公開なんじゃないかなあ、な映画。
公開したのかも知れないけど。
……ジャンル? ホラー(←懲りない)。
『トワイライトブラッド』。
2009年の、お米の国の作品。
お米の国がゴールドラッシュだった頃、ネバダ州に出来た、ゴールドフィールドという炭鉱の町に金山のオーナーが拵えた、ゴールドフィールド・ホテル。
当時はネバダ州随一の豪華さを誇った、でも現在は幽霊が出るらしいぜって噂のある廃ホテルに、事もあろうに、「私達、ディスカバリー・チャンネルの取材班!」と大嘘こいて、取材&撮影に乗り込んだ五人の学生達(内訳 男:三名、女:二名)の話。
尚、ゴールドフィールドというゴーストタウンも、ゴールドフィールド・ホテル跡も、実在します。
リアルな話を元にした映画っぽいですな。
──で、感想。
幽霊が出るとか、祟られるとか、そういう噂だったり言い伝えだったりがある場所に、不用意に入り込むと碌な目に遭わないって、知れってことだね!(爽やか)
後、友達は選べ? って言いたいんだね!(朗らか)
……以上。
個人的には、「あー………………」な映画だった(渋茶啜り)。
怖くない。ワタクシ基準では怖くない。一つだけ、「あ、これはいいなあ」ってシーン(と言うか、カット)があったけど。それくらいかしらねえ……。

恐怖のモンスターパニック 巨大吸血ヒル来襲

本日の一本@「やっぱ、こういうのも観ないとね!」な劇場未公開作品。
我等がアルバトロスじゃないよ。アルバトロスが出しててもおかしくないだろうけど(笑)。
『恐怖のモンスターパニック 巨大吸血ヒル来襲』。
2008年の、お米の国の作品。
──タイトル通り、モンスターパニック映画です。
何処までもタイトル通り、襲って来るのは巨大吸血ヒルです。
広大な湿地のある、とある田舎町が舞台な、「きゃー、巨大吸血ヒルが襲って来るー! 血ぃ吸われるー! 倒せー!」って話。
きっと、これ以上の粗筋を語っても益はない。
そもそも、タイトルが全てを語ってる(渋茶啜り)。
──で、中身ですが。

兎に角、色々が酷い。寧ろ、全てが酷い。

画質もストーリーも、ワタクシのお楽しみポイントだった、巨大吸血ヒルの見て呉れも酷い。
どれくらい酷いかは、本編開始五分で、着ぐるみの一部を切り取ったようにしか見えない、デッカい靴下みたいな造形の、人が腕突っ込んで動かしてるんだろうなって感じがヒシヒシと伝わってくる巨大吸血ヒルが、沼地をうろうろしてた町民その1@漁師っぽいオッサンの股間に、いきなり食らい付いちゃうシーンがあるよ! ……って辺りで察して頂けるかな、と。
ギャグにもなっていない…………(黄昏)。
──…………うん、判ってて借りた。
B級~Z級映画として傑作だったら儲け物、と思った。でも、これは、悪い意味でのZ級映画だった。
別に、ゴン太君の尻尾みたいにも見える巨大吸血ヒルが、おっさんの股ぐら噛み付いてもいいけどさ! それはそれで、或る意味シュールだけどさ! どうせなら、突然変異したら人間襲ってもおかしくないような生物じゃなくて、無機質とかに襲わせればいいのに! エイリアンが乗り移ったトングがおっさんの股間喰い千切った! とかだったら、手ぇ叩いて爆笑したのに!(……それも何か違う)
だったら、恐怖系映画としては失敗でも、馬鹿映画として讃えたのに!
……なのに、変な処真面目ぶるしぃぃぃ(ブーイング)。
巨大吸血ヒルが誕生しちゃったのは、昔、湿地の近くにあった化学工場の汚染の所為だー、なんて設定なぞ腐る程あるんだから、馬鹿一直線目指して突き抜ければ良かったのに……。