ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

本日の一本@有名処。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
2015年の、お米の国の作品。
原題も、『Mission: Impossible – Rogue Nation』。
ジャンルは、スパイ・アクション。
有名処だし、DVDレンタル開始になって一週間経ってないので、諸々は公式に丸投げ。
ネタバレも無しの方向で。

このシリーズ、なんだかんだで既に五作目なので、鑑賞前は、流石にそろそろ駄目かもな……、と余り期待してなかった。
でも、結構面白かった。
惜しみないアクションシーンは見応えあると思う。
但、スパイ映画、ではなく、アクション映画、と言い切った方が正しいんじゃないかな、とは思った。
スパイもの特有のスリルやサスペンスを求めたら、多分肩透かし喰らう。
と言うか、そもそもから、このシリーズはアクションを楽しむ作品じゃないかなあ。
後、あのテーマ曲(笑)。
その二点を楽しむ作品。
このシリーズは一作目から全て観てるけども、ストーリー自体は余り記憶になくて、アクションシーンが凄かったよねー、ってことしか印象に残っておらず、ってことは、お話自体には強いインパクトは無かったのかなあ、って思っちゃったりするしね。
けど、娯楽としてはナイス映画なんじゃないかと。
映画だって娯楽の一つだから、楽しけりゃそれでいいじゃん、とも思うし。

アースフォール

本日の一本@多分、日本未公開映画。

『アースフォール』
2015年の、お米の国の作品。
原題も、『EARTHFALL』。
ジャンルは、ディザスター・パニック。もっと言うなら、「宇宙の加減の所為で地球と人類が大変」ジャンル。
レーベルは、プライムウェーブ。DVD売ってるのは我等がアルバトロス。
粗筋は、アルバトロスの公式から転載。

20XX年、地球は軌道を外れ、宇宙空間で暴走を開始。
このままでは小惑星帯に突入し、宇宙の塵となってしまう。
隕石の嵐が降り注ぐ地上で、決死のサバイバルに挑む人類。
最後の希望は、核弾頭で地球を軌道に戻すSAFE作戦に託された!

● STORY
小惑星の接近により、未曾有の危機を迎えた地球。軌道を外れた地球は、アステロイドベルト(小惑星帯)に向け暴走を開始した。自転を停止した地球の半分は闇に包まれ極寒の嵐が、残りの半分では灼熱の嵐が吹き荒れる。作家のスティーヴン、妻で科学者のナンシー、娘のレイチェル。バラバラになってしまった3人の家族は、互いの行方を探しながら壮絶なサバイバルに挑む。その頃、政府は核弾頭により地球の軌道を変える最終計画、SAFE作戦を発動していた…。

思わず、「何処から、何を、どう突っ込もうかな」と、真剣に悩んだ。
酷い。色々が酷い。
お笑い所は皆無なので、完全シリアス作品のつもりなんだろうけども、引き起こされた事態に相応しいだけの緊迫感も無いし、冒頭から設定破綻してるし、はっきり言ってグダグダ。
あくまでもZ級映画の設定として、軌道を外れて宇宙空間転がってく地球、ってのは個人的には有りだと思うが、それにしても、一寸。
未だ、先日の巨大蛇VS巨大ワニの方が観るに値するかも知れない、と思ったくらい、オチも酷かったしね。
という訳で、これはお勧めしない。

アナコンダ vs. 殺人クロコダイル

本日の一本@日本未公開映画。

『アナコンダ vs. 殺人クロコダイル』
2015年の、お米の国の作品。
原題は、『LAKE PLACID vs. ANACONDA』。
ジャンルは、モンスターパニックアクション。
粗筋は、DVD売ってるソニー・ピクチャーさんの公式から転載。

穏やかな湖に面したある田舎町。遺伝子操作によって殺人モンスターと化したクロコダイルが、研究施設を破壊し逃走した。密猟者や女子学生らが次々と餌食になる中、女性保安官レヴァ(バトラー)が捜査に乗り出すが、標的はクロコダイルだけでなかった!そこには、強力な破壊力を持つ凶暴なアナコンダの姿が・・・。殺人クロコダイルVS.アナコンダの壮絶死闘を描くモンスターパニックアクション。

この手のモンスターパニック作品は、取り敢えず観ておかないといけないかしら、な或る種の義務感のよーなものに駆られて観てみた。
確かに、巨大アナコンダとデカいクロコダイルが戦ったりするシーンもあったけれども、粗筋に書いてあるような巨大蛇VS巨大ワニの壮絶死闘をガチで描いてる筈もなく、本題に入ってからの大半は、『ワニから逃げ惑う女子大生達の図』で、「そりゃまあ、必死こいて逃げるよな」以外の何を思えと、ってな感じだったかなー。
でも、最初から最後まで半ばお約束通りで、突っ込みを放棄し、「あははー、紛うことなきB級映画」と楽しむ分には、まあまあかも。
諸々がチープだけどね(笑)。
──後、この映画観ていて気付かされた。
最近のB級映画には、おねーちゃんの乳とおケツが足りてない。

トリプルヘッドシャーク

本日の一本@ニコニコ動画で流してた作品は、日本未公開映画、とは言えない気がしなくもないので、一応、公開されたことがある映画、としとく。

『トリプルヘッドシャーク』
2015年の、お米の国の作品。
原題は、『3 HEADED SHARK ATTACK』。
ジャンルは、モンスター・パニック。てか、巨大ザメ・パニック。
制作は、すっかりお馴染みアサイラム。
DVD売ってるのも、毎度の我等がアルバトロス。
要は、何時ものタッグです。
粗筋も、アルバトロスの公式から転載。

3つの頭を携えた“海の阿修羅”が迫り来る!
水深800Mに位置する海底の研究施設。
そこでは、産業廃棄物による汚染の影響で、生物の突然変異体が多く発見されていた。
科学の発達が引き起こした、歪んだ生態系。
人類は、自らの手によって悪魔を生み出したのだ―。

● STORY
海洋生物学を専攻するマギーは、インターンとして世界屈指の研究所「ペルセフォネ」に入所する。そこは、孤島の水深800Mに位置する、最新鋭のシステムを備えた廃棄物研究施設。到着早々にマギーは施設内を見学するが、その時、轟音と共に施設を大きな振動が襲う。海底カメラの映像を見ると、そこには頭が3つある巨大なサメが泳いでおり、施設に体当たりをしていた。即座に緊急避難命令が出されるが、施設は崩壊し多くの犠牲者を出す。マギーたちはかろうじて孤島の地上まで逃げ出すが、助けを呼ぶには海を渡らなければならなかった…。

サメ。
毎度毎度の巨大ザメ映画@アサイラム。
でも、アサイラム作品にしては、い・ち・お・う、それなりの設定があった&それなりに設定が使われていた気がする。
中々、素敵に酷かったけど。
この手の話に、整合性を求めちゃいけないよな、と改めて思わされたけど。
んで以て、もー、感想として何を言ったらいいのか判らない。
こんなジャンルの映画ばっかり観てる所為なのかも知れないが、色々を見失いそう……(笑)。
突っ込み処は沢山あったけども、最終的には、三頭のゴミが好物な巨大ザメが人間を襲うんだね、の一言で終わってしまう。
お好きな方には良いかもだけど、流石に飽きを感じるので、ビミョーな映画、と言っておこうかな。

新選組オブ・ザ・デッド

本日の一本@邦画。

『新選組オブ・ザ・デッド』
2015年、クロックワークス。
ジャンルは、ホラー且つゾンビ時代劇。
未だ、公式サイトが生きているのと、レンタルビデオ屋での扱いが準新作なので、諸々は公式に丸投げ。
一言で言えば、幕末の京で、新撰組隊士数名と、ゾンビーが戦う話。
……戦うって言うか。…………うん、まあ、戦う。

こんなんばっかり観てる私が言って良いこっちゃないが、ゾンビ時代劇って何なんだ。
激しく判り易く、どストレートなんだけど、半ばお約束として、何なの? とは言いたくあり、なんでもかんでもゾンビ出しときゃホラーになると思うなよ、と突っ込んでもみたい。
配給先がクロックワークスだと知った瞬間、取り敢えず、全てを受け入れて鑑賞しよう、と腹括ったけど。

この映画、バナナマンの日村さんが主演を務めてる。
役名は、屑山下衆太郎(くずやまげすたろう)。……凄い名前だな。素直にそう思う。
演じられてる所、初めて拝見したけど、演技、上手いのね、あの方。
但、お話自体は、うーん……。
この手合いは、何処の国の作品でも、ホラーだろうがスプラッタだろうがパニックムービーだろうが、お笑い、と思って観てるけど、お笑い、と割り切ってしまうには、突き抜けた笑い所が無いし。
ゾンビ時代劇、ではなくて、ライト感覚な時代劇にゾンビを投入してみた、ってだけで終わっちゃってる感があるんだよねー……。
正味の話、数年前に公開された、『リンカーン/秘密の書』って映画(第十六代アメリが合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンは、実はヴァンパイヤ・ハンターだったんだよー、という粗筋)みたいな方が、奇想天外と言う意味では勝ってるし。
まあ、予算等々の関係があるから、『リンカーン/秘密の書』と比べたら可哀想なんだろうけど。
でもなー……。B級~Z級映画耐性のある方か、こういう手合いの映画を観ても素直に楽しめるタイプの方でないと、辛いと思うんだよなー。
故に、この映画も、個人的にはビミョー。