青鬼 ver.2.0

本日の一本@邦画。有名処と言うか何と言うか。

『青鬼 ver.2.0』
2015年、AGMエンターテインメント。
ジャンルは、ホラー。
……これ、R指定付いてたかな。付いてなかったっけな。どっちだっけ。

今夏だったかに公開されて、数日前にDVD発売になったばかりなので、毎度のように諸々は公式に丸投げ。
原作ゲームをご存知の方には、何ら説明要らないと思う。

個人的に、一作目は「ちょいと……」だったので、二作目には興味示してなかったんだけども、半ば成り行きで観た。
でも、前作よりは、今作の方が良いと思う。
お話も原作寄り。
んで以て、良い話系になってた。
但、怖くないんだよねぇ……。「怖いと言ったホラー映画、あんまりないだろう?」と言われたらそれまでなんだが、ワタクシ基準では怖くも何ともない。
今回、青鬼の出番が少なかった気がするし。青鬼@新種なフワッティーも、どっちかって言えば愛嬌ある系な気がするし……。
ゲームが原作だし、原作知ってるし、ってのもあるのかも知れないけどね。
ま、何はともあれ、一作目よりはこっちの方が私はお勧め。

ターミネーター:新起動/ジェニシス

本日の一本@有名処。

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
2015年の、お米の国の作品。
原題は、『Terminator Genisys』。
ジャンルは、SFアクション。
──これ、説明要らないよね?
んで以て、今夏公開になった&DVDも発売になったばかりなので、諸々は公式に丸投げ。
有名処なので、ネタバレも無しの方向で。

ターミネーターも五作目ですなあ。
個人的には、ターミネーターシリーズは二作目まで、譲っても三作目まで、ってのが主張で、四作目に関しては、「うーーんーー……」と今でも思っているけれど、五作目はリブート(話を再構築して新展開に持ってく)作品だと聞いたので、観てみた。
……が、うーーんーー………………(悩)。
話そのものはアリだと思うが、うーーんーーーー…………(悩々)。
面白いか、面白くないかは、激しくビミョー……?
本心から、話そのものはアリだなと思ったし、「五作目ったって、四作目であそこまで持ってって、この上どうすると言うんだ」って思いが、「あーーー、成程、こう来たかー。これはこれで上手い手かもね」に変わったけども。
悪く言ってしまうと、中途半端に感じる部分が少なくないんだよね。
何でも、新展開版は三部作になるとかならないとかで、これはその一作目って位置付けらしく、そういうことなら仕方ないのかな、とも思うんだけども。
個人的には、手放しで面白かったとは言えない。
……それにしても、これ、作中で既に、「親殺しのパラドックス」的な矛盾が生まれ過ぎてるよーな気がするんだけど、気の所為かしら。

天才バカヴォン ~蘇るフランダースの犬~

本日の一本@アニメ。

『天才バカヴォン ~蘇るフランダースの犬~』
2015年、東映。
赤塚不二夫生誕80周年記念作品。
今年の初夏に公開された&DVD発売になって一ヶ月経っていないので、諸々は公式に丸投げ。

これ、劇場に観に行こうと思ってたのに、何で行かなかったんだろう。
多分、無駄に高い引き蘢りスキルが発揮されてしまったんだろうと思うけど。
──とは言え、今となっては、劇場まで行かなくても良かったのかなあ、な気がしなくもない。
これはこれでアリだと思うし、原作の天才バカボンがナンセンスギャグ漫画だから、細かいこたぁどうでもいいんだよ系扱いでOKなんだとも思うし、最初から最後まで、私は黙って観ていられたけれども、『予告編の勝利』な作品でもあるのかも知れない。
予告編観て期待し過ぎると、「あれ……?」って、ちょっぴり肩透かし喰らったような感を覚える系と言うか。
もう一寸、別の意味で破天荒でも良かったのになー、と個人的には思ったしね。
Flashアニメーションを劇場で、ってのは、或る意味上手い手なのかも、とは感じたけど。
まあ、でも、主人公が彼だからな……(笑)。何がどうでも、「これでいいのだ」が免罪符になる気もする(笑)。

極道大戦争

本日の一本@邦画。

『極道大戦争』
2015年 日活。
……これって、ジャンルは何になるの? ヤクザ・ホラー、でいいの?
つーか、ヤクザ・ホラーって何だ。それってありなのか?

劇場公開が今年の六月、DVD発売&レンタル開始になったばかり、序でに言うなら、二十一カ国? だかで公開するんだかしないんだか、って話なので、諸々は、公式に丸投げ。
────だけれども、B級通り越してるZ級映画としか思えないので、ざっくり粗筋を言ってしまうと。

ヴァンパイヤなヤクザと、全く以て目的が見えぬままヴァンパイヤ・ヤクザを狙う訳判らん連中と、ヴァンパイヤ・ヤクザに噛まれてヤクザになった元・堅気な皆さんと、「最強で最恐なテロリスト@でもカエル」なカエル@着ぐるみのバトル話。

……この、ざっくり粗筋を読まれて、何を言っているのだろう? と思われた貴方。
書いてる私も、何を言っているのだろう、と思っているので無問題です。

兎にも角にも。
日活は、何を考えてこの映画を撮ったのか。
大丈夫か、日活。この数年、こういう路線好きね、日活。でも好きよ、日活。
────何と言うか、一言で言うなら、訳判らん映画(笑)。
B級、と謳っているけれど、明らかにZ級。
でも、それなりには楽しいよ。冒頭の二十分間に耐えられれば、数々の、激しくカオスな乾いたお笑いシーンが迎えてくれるしね。
但、万人受けはしないと思うし、何処までもひたすらカオスなのでZ級映画耐性が無いと駄目だろうし、ストーリーを求めたらその時点で終わる。
最強テロリストな着ぐるみカエルは、馬鹿馬鹿しいという意味でお勧めだけども、そのシーンまで辿り着くのが難儀だとも思うので、うーん……(笑)。
まあ、お好きな方以外にはお勧めはしないかな(笑)。

シャークネード エクストリーム・ミッション

本日の一本@日本未公開映画。
ニコニコ動画では流してたけどね。

『シャークネード エクストリーム・ミッション』
2015年の、お米の国の作品。
原題は、『SHARKNADO3:OH HELL NO!』。
ジャンルは、モンスターパッニク。正しくは「竜巻&サメの所為で米国各都市が大惨事」ジャンル。
制作は、そろそろ反省ということを覚えた方がいいんじゃなかろうか、と言いたいアサイラム。
レーベル&DVD売ってるのは、我等がアルバトロス。
粗筋も、アルバトロスの公式から転載。

史上最大の“凶暴すぎる竜巻”
LA・NYと二度に渡りアメリカを襲った。
未曾有の天変地異「シャークネード」。
三たび現れたのは、過去を凌ぐ最大級の猛威。
祖国と平和を取り戻すため、愛する人を守るため、
今、選ばれしシャークハンター達が立ちあがる!

● STORY
ロサンゼルスに続き、ニューヨークを襲ったシャークネード。二度に渡る危機から人々を救ったフィンは、ホワイトハウスで大統領から勲章を受け取ることに。しかし、二度ある事は三度ある。三たび現れたシャークネードが、首都ワシントンに襲い掛かる。ホワイトハウスは崩落し、ワシントンは壊滅。その猛威はさらに勢いを増し、大西洋沿岸を包囲する。一方、フィンの妻エイプリルたちが訪れていたユニバーサル・スタジオ・フロリダにも大量のサメが押し寄せ、園内は地獄絵図と化していた。なんとかエイプリルの元に駆け付けたフィンだったが、かつてない最大級のシャークネードに呆然とする…。

何はともあれ、アサイラムさんは、科学というものに対する認識を改めた方がいいと思う。

又、サメ。もう三本目なのか、なサメ竜巻映画なシャークネードの最新作。
L.A.、N.Y.に続き、今回犠牲になったのは、ワシントンD.C.その他。
冒頭から、あんなに潔くホワイトハウスぶっ壊すとは思わなかった。
──何かもー、この作品に関しては、良くも悪くも突っ込む気がなくなった。
あそこまで、やりたい放題やったら満足だろうな、って感じだし、そもそもから、サメな竜巻って時点で突っ込んだら負けだ、と素で思った。
でもね。
お笑い所がない訳じゃないし、色々な映画の名シーンとかパロってて、うっかりほのぼのし掛けたけどもね。
多分、シャークネードシリーズは、ここらで打ち止めにしとかないと、本当に只のクソ映画な駄作になると思うので、次回作は求めたくない。