ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

本日の一本@アニメ。
正味の話、観るつもりはなかったのに、観ようよ、と半ば懇願されたブツ。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
2012年の、えーと、これは配給は何処? 東映?
尚、これに関しては、説明も何も要らぬと思われるので、諸々は素っ飛ばす。

前述したように、「これって、ニューな方のエヴァの劇場版四部作の内の三作目だよね? 『序』も『破』も観てないのに、何でこれから? そもそも、何故、私まで観なきゃならん?」とゴネたのに、「大丈夫! 『破』まではTV版と大差ない!」とか何とかゴネ返されて、トドメに、「観なきゃ文句も言えないじゃん!」と家人にドヤ顔されたので、「だったら観てやらぁ!」と観た(とても長い説明)。

──えーと。
エヴァ13号機(だったっけ?)は、端的に言えば二人乗りにする必要が何処にあったのか? と突っ込みたい(だって、アレ引っこ抜いた時の状況考えれば、結果論だとしても、一人で何とか出来るってことじゃん)衝動や。
ゼーレのお偉方は、電源抜かれると(定義上の問題だとしても)死ぬらしいが、それって生命体とは言わなくないか? とか(それとも、電源引っこ抜き=即死、ってなくらい燃費が悪い、電気エネルギーが餌な種族なのか?)、エヴァに乗ってると、エヴァの呪いで歳取らなくなるそうだけども、何をどうしたら、そこまで諸々が超越されるんだ? とか(電源が必要な人工物に、生命神秘の理をも覆す呪詛が叶うとは思えん。アレに、搭乗者の遺伝情報等々を密かに書き換える装置みたいなブツが仕込まれてる、とか何とか言うなら兎も角)突っ込みたい衝動はこっちに置くとして。
お好きな方には大変申し訳ないけれども、これって、或る種の雰囲気押しの作品でもあるのかなあ、とは思ったかなぁ……。
んで以て、病んでるね、相変わらず。主要登場人物が、皆、病んでいる。
病んでてもいいけど。病んでる話自体は嫌いじゃないけど。病みっぷりの方向性がなー……。登場人物達が、と言うよりは、寧ろ、中の人がどうかしているんじゃないか? と問い掛けたくなる、みたいなねー……。
………………ニューな劇場版を拵えずに、そっとしておけば良かったのに……(小声)。

太秦ライムライト

本日の一本@邦画。

『太秦ライムライト』
2014年 T-JOY(配給)。
国際映画祭で賞を受賞したりしている作品なので、ご存知の方も多いかと。
んで以て、公式もちゃんとあるので、諸々はそちらに丸投げ。
劇場で観ようと思っていて結局見損ねて、んじゃあDVD出たら観ようと思っていたのに、なんだかんだで今になった。
時代劇の斬られ役として有名な、『五万回斬られた男』の異名も持っていらっしゃる、福本清三さんが初主演された映画。
作中で演じておられるのも、ベテランの斬られ役。

時代劇がお好きな方は、絶対に、主演の福本さんをご存知の筈で、何度も何度も、それこそ、あの方が画面に登場した瞬間、脊髄反射で「ああ、斬られる」と思うくらい、あの方が扮した素浪人や用心棒なんかが主人公達に斬られる所を観て来た筈で、そんな方が、現実のご自身と同じ、時代劇のベテラン斬られ役として主演を務められたこの映画は、それだけで感慨深いと思う。
斯く言う私も感慨深い。
もう、昔ながらの時代劇は絶滅の危機に瀕していて、終わる事なんか有り得ないと思っていた水戸黄門すら終わっちゃって、昔懐かしの時代劇ファンとしては、そりゃあもう激しく不満なのだけども、こういう映画を撮って貰えると、「あー、もう一寸頑張って貰えるかなあ、時代劇」と思える。
映画自体も、私は、とても良かったと思う。
前半、若干間延びしている部分がなきにしもあらずと感じたし、「去り行くのみの老兵の、最後の花道」ってな感じの一言で纏められる映画かも知れないけど、素敵な、格好いい映画だとも思う。
一寸、泣き掛けた。
尚、これ言うとネタバレになっちゃうと思うので、以下、字色を変える。
ラストの、松方弘樹さんとの殺陣のシーン、個人的には凄く好き。格好良かったと思うの(握り拳)。

映画 深夜食堂

本日の一本@邦画。

『映画 深夜食堂』
2015年 東映。
公式が未だ元気なので、諸々は、そちらに丸投げ。
DVDもレンタル開始になったばっかりみたいだしね。

これの原作の『深夜食堂』という漫画。
単行本全巻揃える程ではないけれど……、というビミョーなレベルで好きなので、観てみた。
何でか、TVドラマの方は観ようと思わないんだけどもね。

んで。
「ああ、うん。『深夜食堂』って、確かにこんなノリだよねー」な映画ではあったと思うかなあ。
細やかな人間ドラマが細やかに展開して行く、という意味で。
何つーの? 路地裏の人間模様をひっそりと垣間見るノリは、原作通りで良かったんじゃないかな、って。
物申してみたい部分が無かった訳じゃないけど、これはこれで乙かと。
個人的に、「あー、昭和の世界ー」なセットなんかも好みだった。

ロストジョーズ

本当に性懲りもなく本日の一本@日本未公開映画。

『ロストジョーズ』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『Raiders of the Lost Shark』。
ジャンルは、モンスターパニック。『設定上は生物兵器らしい人食い巨大ザメに、人々が食われまくる』ジャンル。
DVD売ってるのは、アサルトワンという所だそうなのだけれども、オフィシャルブログしか見付からないので、粗筋は、GEOさんのDVD宅配サービスから転載。

巨大鮫と人間の激闘を描いたパニックアクション。バカンスを楽しみに孤島にやって来た4人の男女。だが、いつの間にかひとりが行方不明になってしまう。3人は仲間を探すことにするが、その島には政府が極秘開発した巨大な人食い鮫が潜んでおり…。

ワタクシ的、今夏のサメ映画第四弾。
………………私は、変なサメ映画「だけ」を愛している訳ではない。
単に、サメ映画が続いただけで、決して、サメ「だけ」を愛してはいない(主張)。

──確かに、とっても簡潔に纏めれば、上記のような粗筋「には」なる映画ではあるけれど、実は、もう一寸、うんじゃらくんじゃらがある。
が、要するに、と或る所に、この手の映画お約束の生物兵器チックな巨大サメがいて、そのサメが、その辺の人々をパクパク喰らってく話、という以外、把握する必要はゼロで、転載した粗筋すら忘れても無問題。
はっきり言って、内容がないしね、この映画。
ここまで酷いのは久し振りかも知れない、ってくらい酷かった。
本年上半期の、「ベスト・オブ・酷い」映画。
お話から何から学芸会レベルだし、このシーンの意味は何処に? な場面多いし、何より、サメが酷い。
この話のサメくん(サメちゃんかも知れない)は空を飛ぶのだけれども、ソフトビール製か? ってな感じの、如何にも作り物なサメを、唯、左から右へと真っ直ぐ動かしたワンカットのみで、「ほら、空飛ぶでしょ!」とヤラれても、正直、困る。
挙げ句、問題解決方法が、お約束にも程がある、「爆破しちゃえばOK!」だしねー。
爆破すりゃ、何でも解決すると思ってるだろ、北米人。違うとは言わせない。
それでも、バルサミコ酢が爆発した「恐怖!キノコ男」よりはマシだな……、と素で頷いた私も私だが。
……あー、兎に角。
この映画は、生粋のマニアでない限り、手を出さぬ方が吉かと。

ピラニアシャーク

本日の一本@日本未公開映画。だと思う。

『ピラニアシャーク』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『Piranha Sharks』。
ジャンルは、モンスターパニック。又は、『魚類の所為で人類が大変&ニューヨークが核攻撃の危機』ジャンル。
粗筋は、DVD売ってるアメイジングD.C.さんの公式から転載。

新たな生物兵器として研究開発中の異種交配ザメ、通称「ピラニアシャーク」。
ある事情で開発計画が頓挫し、多額の損失を出した開発会社はピラニアシャークを家庭で飼えるペットとして一般向けに売り出すことに。
すると物珍しさに注文が殺到、大量のピラニアシャークたちが出荷されていく。しかし、彼らの生命力と繁殖力は半端なかった!
ニューヨークの下水管に放たれたピラニアシャークは、街中の配水管をめぐりとてつもない勢いで繁殖し、殺戮マシーンと化す。
この非常事態に米軍はニューヨークへの核攻撃を宣言。市民に避難命令が下される。
ピラニアシャーク唯一の弱点を発見した害虫駆除業者のジャクソンたち3人は、ニューヨークを救うためサメ退治に立ち上がる!

ワタクシ的、今夏のサメ映画第三弾。
……サメ映画、流行ってるの? 夏だから? それともお手軽だから? 北米人、そんなにサメ好きなの? サメへの愛が斜め四十五度の角度で怪しく昇華されてるの?
ハイブリット系化け物も流行りなの? ってか、神話の時代から、キメラな生き物は悪役に丁度良いという意味でも、マッドサイエンス的な浪漫という意味でも、売れっ子ってことかしら。

今回のサメは、ミニマム。巨大化じゃない。初手のサイズはシーモンキー並み、だから通販で売られちゃう。最終的には、それなりにデッカく育った子もいたので、「巨大化の次は、ミクロの世界だね☆」とは言えない辺りが、ちと残念。
尚、ここで、生物兵器なのにテレビ通販で売るのか、と突っ込んだら負け。
と言うか、そもそも、作品自体に突っ込んではならないと思う。
正直、突っ込み入れる程面白くもなかったし(あっ)、どうでもいい無駄なシーンも多かったし。
お笑い所は多少あったけれど、鑑賞中、駄目映画だなあ……、と呟いてしまったくらいの出来だった。
故に、お好きな方には良いだろうけれど(多分)、そうでなければ、お勧めはしない。