蝶の舌ほか
地球に大隕石がぶつかって氷河期が訪れるような映画も割合楽しく見る事はできるけれども、自分が本来的に好きなのはこの「蝶の舌」みないな映画なのだなと思うんだ。
事務所と自宅を分ける事ができたもののなかなか帰れない古いアパートでしていることといえば、補足的な仕事の他にはツタヤで借りてきたDVDを見る事。モンチョ少年の宝物のような数年間を描いた蝶の舌はとても良かった。そりゃあ氷河期が来ちゃったら大変だろうけれどもさ、子供にとって蝶の「舌」がどんな風になっているのかっていう発見や女の子と仲良くなるときのドキドキとか、大人の世界を垣間見る事とかの方がより「本当」に衝撃的な出来事だし、こちらの気持ちの奥に届くんだ。森の美しさやお祭りの楽しさ、不思議さ。かけがえのないものこと。
一緒に借りてきた「テルミン」とともに連休中の数少ない楽しみの時間をつくってくれました。