up and down

相変わらずやることは山積みなので大きな声では言えないが、今日は八割方休んでみた。
新しい部屋は徐々に気に入って来ているし、町は一度近くに住んでいたこともあり、悪くない。でも今回の引越にはトキメキがあまり無かった。自分にとっての引越とは云々と以前ここに書いたのだけれども、こういう形での引越はもうしないのかもしれない。トキメキがない原因はいくつか判っていて、あまりにもあっさりと部屋が見つかってしまったこととか、いかに気に入った場所であったとしてもここが一度住んだことがある土地であること。また、何かと心配事が空を覆い尽くしていること、久しぶりにたった独りに戻ってみて女々しいことに若干心細いこと等々。でも一番大きいのはこういう形での移動に、流石に飽きたということなのかもしれない。
外はもくせいが香り、この部屋も落ち着いて来た。最初の一週は照明の手配が遅れて毎日泣きながら徹夜仕事をしていた（やや嘘）。PowerBookの画面だけがこうこうと光り、初めてキーボードのバックライトの恩恵にあずかった。冷蔵庫も届いたし、来月にはソファ（ベッドも兼ねているってゆーのが貧乏臭くてちょっとアレだけれども）も届く予定。半年の実家暮らしのために向こうに持っていったものの大半は、今後も定期的に行くためにそのまま置いてある。元の住処である築地の事務所にはもう生活用品関連はほとんど無くなっていたので本などを運んだくらい（でも何往復も掛かってしまい、結構大変）。そういう訳で、机と椅子を揃えることから始まって、今はまだがらんとしている。前に住んでいた時に目をつけていた古道具屋で良いものを見つけられたのはラッキーなこと。今度は本棚を探しにいこう。
若干の余裕を持ってこの生活に帰ってくるつもりだったのだけれども、実家暮らし後半までに使い切っちゃった。今月からはかなり厳しい。またバイトでも探さなくちゃ。少し弱気にもなっていたのだけれども、まだこんなところでヘタる場合じゃない。ただ、すうひゃくえんの生活用品を買うか買わないかというような細かいことにやけに悩む。安物とはいえ酒は買うくせに。予算オーバーだと思っても気に入った机は買っちゃうくせに。