ice cream castles in the sky

Long time no see

吉田拓郎1995
ニュートラルに戻した拓郎があたらしくギアをローに入れたアルバム、と勝手に捉えている(注.「無免」なので例がテキトー)。
気をてらわず、媚びず、淡々と丁寧に作っている感じ。ある「変化」を感じるのは1曲目の入りのアルペジオと中島みゆき提供の7曲目くらい。
他は、あるいはトータルとしては何度か聞いて今頃じーんときたり。拓郎ファンが他人への提供曲も聞きたがるように、みゆきファンはこのアルバムを買ったのだろうか、なんて。
それにしても、「出会わなければよかった人などないと、永遠の嘘をついてくれ」だもんなあ。好きだ。
ここまで「わがまま」(こういう作り方のできる人ってあまりいないんじゃない)なアルバムを作っておいて、なんで「夕陽と少年」をシングルカットしないんだろう。3拍子だぜ。押し出しのあるいい曲だとおもうけれどなあ。
あーあ、「レコード評」みたいになっちゃってさ、なんか、いや。

  1. とんと御無沙汰
  2. 淋しき街
  3. 夢見る時を過ぎ
  4. オーボーイ
  5. マスターの独り言
  6. 君のスピードで
  7. 永遠の嘘をついてくれ
  8. 生きていなけりゃ
  9. To the Moon
  10. 夕陽と少年

 

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