ice cream castles in the sky

坂庭省悟さんのこと

意識してずっとフォローしていた訳ではないのだけれど、振り返ると、気がつくと、折々に彼の歌がありました。
ぼくはなんとなく所謂フォークソング(日本で言うところの)が好きでした。そのなかでもきたやまおさむさんが関係している曲や演奏やその周辺が特に好きで。
でも坂庭省悟さんのことをちゃんと知ったのは割合最近なんです。

フォーククルセダーズ(きたやまおさむ、加藤和彦、坂崎幸之助/2002)が去年再結成されて、そういえばヒューマンズーと言うグループがあってなどと辿り、通信販売のような形で発売されているベストアルバムがある事を知りました。
「でも不思議。歌えますから。あの別れの歌、最後まで」
きたやまさんが作詞したこの歌が最後に入っています。
このアルバムを手に入れた事で、坂庭さんのコンサートの案内が届くようになりました。これからもっと聞いて行きたいと思っていたアーティストでした。残念です。
一般向けとして判りやすい紹介をすれば、はしだのりひことクライマックスが歌ってヒットした「花嫁」の作曲者。97年にTBS系で放映された日曜劇場の主題歌として出色だった「さよなら、青春」の作曲と歌。また、ヒューマンズーよりももちろんソロとして、あるいはザ・ナターシャセブンのメンバーとしての活躍の方が広く知られているのかもしれません。
2003年12月16日永眠。ご冥福をお祈りいたします。

7 Comments

  1. 杉井・M 2004年6月4日

    はじめまして。
    私も、坂庭省悟さんのことは、遅ればせながら5月5日の京都会館第2ホールでの「きたやまおさむレクチャー&ミュージック」で亡くなられたことを知りました。
    そして、2度目のアンコールで、坂庭さんの歌う「花嫁」の歌声をはじめて聴き、心にしみいる歌声を忘れ難く、早速、「別れのうた」など3枚のCDを申し込みました。
    北山修さんは坂庭さんの作曲された歌を歌うたびに、下を向いておられました。私には、悲しみの思いに突き上げられて沈黙されたように見えたのですが・・・。
    皮肉なことですが、私には、この世を去られてから存在が重いものになったのです。
    こちらでは共感していただけるのでは、と思って投稿させていただきました。
    私の拙い掲示板に少し書いてありますので読んでいただけましたら・・・。               杉井拝

  2. clois 2004年6月4日

    杉井さん、はじめまして。
    羨ましいです。きたやまさんのレクチャー行かれたんですね。ぼくが最近できたやまさんを拝見したのは、もう何年も前に阿佐ヶ谷(だったかな)あたりの小さなライブハウスで小室等さんのゲストとしてのステージでした。多分予定よりも長時間舞台に立たれて、こちらとしてはとても嬉しかったことを憶えています。
    坂庭省吾さんは、本文に書いたとおり、これからもっと聞いてみたいと思っているアーチストなのです。もしよろしかったらおすすめのアルバムなど教えていただければ有難いです。
    それにしても、先日の城田さんの事件には驚きました。彼の事もそれほどきちんとは知らないのですが。ただ、ぼくは「作り手」が表現したものはその作り手のプライベートとは全くの別物として考えています。言葉は放たれたとたんに全て嘘になる(可能性がある)というような考え方はきたやまさんの影響を受けたのかもしれません。
    ヒューマンズーのベストアルバムには、私たちが「売る」ものは歌とギターだけなんだと歌う歌がありますけど、悲しいニュースを聞いて思い出したのはその歌でした。
    杉井さんのホームページへ飛んで見ようとしたのですが、もしかしたらURLが違っているかもしれません。もしよかったらまた教えていただけると嬉しいです。

  3. 杉井・M 2004年6月6日

    あっ!すみません、間違えてました。訂正しました。
    私の掲示板読むとおわかりになると思いますが
    ちょっと、こんな事続きです。ご笑見ください。
    坂庭省悟ソロ・アルバム3枚まだ届きません。心待ちしているのですが。城田じゆんじの件で、事務所も忙し
    いのでしょう。
    また、ちょくちょく覗かせていただきます。
    これからもよろしくしくお願いします。

  4. clois 2004年6月8日

    杉井さん、こんにちは。
    無事に杉井さんのページに飛ぶ事ができました。
    ありがとうございます。
    ただ、現在鬼のように忙しく、涙をのんで「玄関先」で引き返さざるを得ませんでした。申し訳ないです。
    時間ができたらゆっくり拝見させていただいていただきたいと思っています。とても楽しみです。

  5. 杉井 2006年1月30日

    お久しぶりです。
    前に書きこみしたのは去年だったか・・・
    お忙しそうですね。
    私はひとりで仕事をしているので従業員の生活の心配はしなくてよいのですが、
    自営業の厳しさはよくわかります。
    健康体あっての仕事なので自身も癒しつつやっています。
    そう、アルバムのこと、今頃ですが
    私の今もっているもの位は殆んどご存知だろうと思いますが
    「ホーボーズ・ララバイ」は坂庭省悟のCDの中では一番気に入っています。
    北山修の「12枚の絵」とともに、私の時々の子守歌です・・・
    HPリニューアルしましたので気が向きましたらお出でくださいませ。
    寒いのでお体大切に労ってくださいね。

  6. clois 2006年2月10日

    憶えていてくださってありがとうございます。
    お久しぶりです。
    最初にこの話題を書いた時からもう2年もたってしまったんですね。早いものです。
    杉井さんのホームページもあの後何度か覗かせていただきましたし、今回もお元気でご活躍のご様子を拝見いたしました。ネット上の素敵なお仲間と、充実したお仕事の日々が伝わって来ます。
    美人さんの猫さんとごいっしょで羨ましいなあと思ったり、幾つか掲載されているお花の写真の構図などからも杉井さんのお人柄がかいま見られるような気がしました。
    なかなか新しいコミュニティへ気軽に首を突っ込めない部分もないではないのです。ときどき掲示板を覗かせていただいて、チャンスを見つけて痕跡を残させていただこうかなあと機会をうかがっています(笑)。
    では、今後ともよろしくお願いいたします。

  7. スー 2006年2月14日

    cloisさん、お出で下さったんですね!
    はじめて書込みさせて頂いた頃、私はcloisさんのこと何も存じ上げず・・・
    プロのデザイナーさんの所に書込みして、恥かしいなあと思っています。
    私はド素人ですから。
    後で色々書かれたものを読ませていただくと共感する事多々あります。
    自転車生活もそうですしね。
    北山修さんの「夢」「北の海の歌」も大好きなのです。「積木」もいいですね。
    CD「きたやまおさむ きたやまおさむを歌う」のバージョンの方が心をつかまれるような気がします。
    cloisさんの頁を読ませていただいて勉強になります。
    これからもよろしくお願いします。
    まだ編集中なのですが「あの時の」少し更新しましたので一服しながらご笑見ください。
    足跡も残してくださいね、楽しみにしています。
    まだまだ寒いのでお身体大切になさいますよう。

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