節分間近
コンビニでのバイトは3ヶ月でとりあえず終了。短い期間なれど面白い出会いもあるのがこういう場所。必ず二人組で勤めるので、まずはその相方。都合4人と組み、当然全員かなり年下。でも全員もうベテランの域で仕事はでき、お世話になりっぱなしだった。それぞれの個性が面白かったな。深夜だから野郎ばかりで、「バイト仲間同士のちょっとドキドキする出会い」は期待すべくもなかったけれども。
それから客。必ず同じ時間に来てくれる人たち。早朝まとめてやって来るガテン系の集団は、多分ぼくはとても簡単に仲間としてとけ込めるタイプの皆さんなのだけれども、そういう方々って対外部には愛想が無い。それに加えて朝の機嫌の悪さが正直に出ちゃうからちょっと滞ったりすると大変。深夜、コーヒーや目覚め系ガムなどを買っていくタクシーの運ちゃんは、逆に同じ時間帯に働く仲間意識を持ってくれるのかな。そういう気持ちが伝わって来る。深夜といえば、必ずいるのが立ち読み系の若者。まるで仕事のように毎日来て1時間以上読みふける人もいる。毎朝おでんを買いに来るおばちゃん、日刊スポーツと缶コーヒーを買いに来るおじちゃん、お元気で。たまにお水系のおねーさんがふらっと入って来る。一概には言えないけれど、まあ、お店でのストレスもあるのかな、非常に女王様的態度で笑えた。強面系のお兄さんやおじさんたちも来る。まず形から入るタイプのチンピラには笑っちゃうけれど、背筋がぴっとなるような緊張感を持ったおじさまもいたな。酔っていたけど。
そんなわけで、通常営業に戻って、いよいよだなと武者震いの節分間近なのです。