東も西も

野球のプロリーグは開幕。ここのところ忙しかったのだけれども、ちらちらと見ては興奮したりいろいろ文句を言いたくなったりしていた。そういうわけでタイミングがずれちゃったのだけれど、例えばメジャーリーグの日本開幕。松井の活躍は嬉しく大興奮だった。

でも「野球の試合」という面から見たらあの時期いちばん面白かったのはパリーグの数試合だったよ。日テレはメジャーのオープン戦を放送しながら、その開幕と、お相手を務めた読売と阪神の今年の開幕を展望し、それに飲み込まれたパリーグの開幕を一切無視したと思う（完全には見ていない）。もう毎度のことなので呆れてしまい、怒る気も失せる。
一度くらいは「松井の凱旋」があってもいいと思っていた。いや、あって欲しいしできれば見に行きたいと思っていたよ。でも一度でいいでしょう。やはりメジャーはアメリカでさ、抜けるような青空の下で芝のにおいのするボールパークで開幕して欲しい。松井はそういう野球をしたくて海を渡ったのだろうし。ヤンキースのことを言えば、日本で開幕してアメリカに戻り、また数試合オープン戦をこなして再度本国開幕を迎えている。おかしいよね。選手の緊張感は持続するのかなあと思っていたら、そのせいかどうか、日本遠征で一番気を使ったはずの松井は2試合ノーヒットだ。
まあ、シーズンは長い。ボストンも横浜も（秘かに応援しているロッテも）割合良いスタートを切れたけれどもこれからがたいへん。今年は何度球場に行けるかな。