ミスタージャイアンツ長嶋の姿を久しぶりに見た。座席に着くまでの5mを歩く姿がたまらなかった。ショックだった。ポケットにしまった右手は動かないのだろう。
誰かが言う通り出てくるべきではなかった。若さを焼き付けたまま姿を隠した女優のたとえを引くまでもなく、そういう生き方はあったはずだ。誰かの金銭に絡む力が働いたのだと思うしかない。本人はきっと出てきたくなかったのではないかと、そう思う。
読売の糞を憎む。バカじゃないか。
走れない。あの長嶋のサードの守備がもう見られない。遊びのOB戦だとしても。それを明らかにしてしまった。
もうね、涙が出そうになったよ。