人のいのちと国家
コキントウさんが来日している時に日本でも地震があったけれども、うちの辺りで震度3、それでも結構揺れて怖かった。
今回の中国での地震は揺れの大きさも耐震構造の不安さも何もかも想像するとゾッとする。実際に被害に遭われた方たちの恐怖はいかほどであっただろう。救助やその後のケア等、迅速に効果的に進むよう祈る。
自然災害の中でも地震はいきなり来るのが嫌。その割に実際の被害に及ぶまでには数秒から数分はかかるのでその間非常な恐怖を伴いつつも、何とかできる状況にある人はそれなりの対処をすることができる。ともあれ準備は怠らないようにしておきたい。
私はと言えばFirewire外付けのハードディスクをひきちぎって逃げるくらいしか思い浮かばないのが情けない。あとは携帯を持てたら持つくらいかなあ。うちの辺りの避難所ってどこだっけ?確認しておかなくちゃ。
産経新聞中国総局記者の福島香織さんのブログに震災の状況が詳しく載っています。
民政省がまとめる死亡者数は、11921人になりました。(午後4時現在)
甘粛206人、重慶11人、雲南1人、陝西92人、河南2人です。綿陽市では18645人が生き埋めになっていると新華社が報じました。それまでの段階では生き埋めになっているのは9404人と報道されてましたから2万8000人が生き埋め?72時間がリミットです。日本レスキュー協会も岡山のAMDAも救援を申請しているのに、お断りだそうです。犬は検疫が面倒だから?はああ?
国のメンツってなんなのだろう。状況は違うが、日航機墜落事故の際の日本の対応の事も頭をよぎった。
また、自然災害と言えばビルマでのサイクロン被害も心配。甚大すぎて想像の範囲を超えてしまう。3万人を超える死者って。この国の軍事政権も(漏れてくる情報だけで判断して申し訳ないが)思考停止状態なのではないか。人的支援受け入れは拒否したまま。物資も義援金も被害を受けた方達に届くのかどうか。